ハムやソーセージっていつから食べられる?離乳食時期の「ママあるある」疑問を解決!
生後5、6ヵ月頃から始まる離乳食。最初はおかゆや野菜などから始めていきます。
離乳食が進むにつれて、醤油やケチャップなど、「コレっていつから食べさせていいのかしら?」といった食材や調味料が出てきますよね。
今回は、離乳食が進むにつれて出てくるお悩みを解決していきます。
■いつから調味料を使ってもいいの?基本的に5、6ヵ月頃はダシや野菜の旨味だけで進めていきましょう。
7、8ヶ月頃以降、味に変化が欲しいときに風味づけ程度にごく少量使えるものもあります。
(1)砂糖
7、8ヵ月頃から使えます。しかしながら、甘みは赤ちゃんも大好きです。
まずはさつまいもやフルーツ単味の素材の甘さを感じられるよう、なるべく砂糖は控え、風味づけ程度に使いましょう。
(2)醤油
9~11ヵ月頃から使えます。使う量は1、2滴程度で、色が付かない微量がポイントです。
(3)マヨネーズ
9~11ヵ月頃から、全卵を食べられるようになってから使います。アレルギーが心配な場合は、加熱してから食べさせるとよいでしょう。
(4)ケチャップ
9~11ヵ月頃から使えます。まずは手作りのトマトソースに、ほんの少し味を加える程度に使います。
(5)みそ
9~11ヵ月頃から使えます。最初は大人の味噌汁の具材を取り分ける感じで、みその味が少し食材の表面についた程度から始めます。
(6)塩
9~11ヵ月頃から使えますが、塩分は、母乳やミルク、離乳食の食材に含まれる程度で十分足りているとご存知ですか?
離乳食が進んでも、味付けに飽きてきたときに、ごくたまに使う程度にとどめましょう。
■「もう食べさせてもいいのかしら?」よく悩みがちな身近な食材1歳を過ぎた赤ちゃんは、大人が食べているものに興味がわいてきます。みんなと同じものを食べたがるけれど、与えてもいいのか迷いがちな食材をピックアップしました。
(1)ハムやソーセージ
サンドイッチなどによく挟まっていて、パクっと食べがちなハム。ソーセージもいつから食べていいのでしょうか。
ハムやソーセージは、12~18ヵ月頃から食べられます。最初は野菜スープなどに入れて風味づけに少量から与えます。
選ぶときは、添加物や塩分の少ないものをセレクトして。
(2)ホットケーキミックス
こちらも、12~18ヵ月頃から使えます。市販のものは添加物や甘味の強くないものを選びましょう。パサパサしがちなので、喉に詰まらないよう注意して!
■「離乳食には向いていない」調味料と食材に気をつけて!(1)はちみつ
はちみつの容器に記載されている通り、1歳未満の赤ちゃんに与えないように気をつけましょう。
なぜなら、はちみつを採取する際に、“ボツリヌス菌”が混入していることがあり、「乳児ボツリヌス症」を起こす危険があるからです。
1歳以降であれば、菌は腸内で繁殖しないと言われていますので、12~18ヵ月頃から使えます。
(2)もち
喉に張り付きやすく、窒息の恐れがあるため、赤ちゃんには絶対に与えてはいけません。
3歳を過ぎて、しっかりと噛んで食べるのが上手になってから少量ずつ与えましょう。
(3)お刺身
生の魚は鮮度が問題となり、小さな子どもでは食中毒の心配があります。2歳まではしっかりと火を通してから与えましょう。
2歳以降であっても、子どもには鮮度の信頼できるものを与えましょう。
(4)たらこ、いくら
魚卵はアレルギーを起こしやすいと言われています。塩分も強く、離乳食には適していません。
生で食べることが多いので食中毒の危険があります。赤ちゃんに与えてはいけません。
(5)ケーキ
お砂糖たっぷり、油脂分たっぷり、お酒も使われていることもありますので、離乳食時期にはあげないようにしましょう。
1歳のお誕生日にホイップクリームは使えないので、水分を切ったヨーグルトをホットケーキや食パンに塗って、フルーツでデコレーションするといった工夫をしてみましょう。
(6)にんにく、生姜
刺激が強いので、離乳食時期には適していません。大人用との取り分けの場合、離乳食分を取り分けた後に、お鍋へ加えるように一手間かけましょう。
いかがでしたか。
ママが子どもの頃に比べ、実に調味料や食材の種類が豊富になりました。赤ちゃんの離乳食はうま味を上手に利用して、薄味に調理しましょう。
ついついなんでもあげたくなりますが、赤ちゃんの時期は“繊細な味覚”を育てる大切な時期。
濃い味付けや添加物の多い食材は避けましょう。大人が食べるようなものは、大きくなってからのお楽しみにとっておきましょうね。
【画像・参考】
※ oneblink / PIXTA
※ ひよこクラブ編(2007)『初めての離乳食改訂版 離乳食の作り方と上手な進め方がよくわかる!(たまひよ新・基本シリーズ)』(ベネッセコーポレーション)
【筆者略歴】
※ 進藤ゆきこ・・・専門家ライター。自身も子育て真っ最中の歯科医師、歯学博士。「毎日のオーラルケアをママとベビーのハッピータイムに」をモットーに、親子でお口の健康をもっと身近に感じてもらえるよう取り組んでいる。