わが子が学習障害だったとしたら…? 「才能の芽を潰さない」上手な伸ばし方

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わが子が学習障害だったとしたら…? 「才能の芽を潰さない」上手な伸ばし方

人間、誰しも長所、短所があります。更に得意不得意もありますよね。もし苦手な部分があるのならば決まりきったやり方ではなく、その子にあった適切な支援をすることでグンと伸びることってあるんですよ。

今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話します。

■気が散り立ち歩く子ども

好奇心旺盛でちょっと外で物音がすると確認しに見に行きたがる子。「席を立ってはいけないと何度言ったらわかるの!」と叱ってもなかなか改善はしないです。

そんな時は“周りの友達が視界に入らない前列に席を決めてもらう”“外からの刺激が多い廊下や窓際の席に座らせない”等、教師側が気が散らない環境を与える工夫が必要になってきます。

■音に過敏…耳栓が必要な子

集中して本を読んだり仕事をしたいとき耳栓をすると便利ですよね。子どもの中には一部、聴覚に過敏性がある子がいます。

例えば、喫茶店などで友達と話している時、隣の他人の声が聞こえてきても目の前の友達の声を選択して自動的に拾いますよね。これが一部出来ない人がいます。

授業中先生の声だけに耳を傾けられず、外で音がしたり周りの友達の私語が気になり集中できないのです。

テストの時間も周りの友達の鉛筆の音が気になって仕方がありません。

もしそんな状態だったら耳栓の使用を許してあげましょう。その子にとって必要な便利グッズに頼ることは大切です。

■「窓際のトットちゃん」の黒柳徹子さん

黒柳徹子さんの小学校時代を綴った自伝です。トットちゃんとは徹子さんの幼少期のあだ名です。

彼女は最初に入学した小学校で問題児扱いされていました。教室の机のふたが珍しくて授業中、何度もパタパタ開け閉めして先生を困らせていました。

又、窓の外でチンドン屋さんを見かけたら手を振って「こっち来て~」と窓から叫んだり。好奇心旺盛な部分が学校教育の枠では困った行動となり、先生からは迷惑がられていました。

そして、とうとう退学処分となりました。

けれども黒柳徹子ことトットちゃんは、転校先の“トモエ学園”で特性に合った教育を受けることが出来ました。

特に校長先生からの「君は本当はいい子なんだよ」という言葉は、これまで他の子どもと比較され叱責を受け続けていたトットちゃんを元気づけてくれた言葉だったと後々ご本人が語られています。

この経験により今の黒柳徹子さんがあるのです。

■学習障害児への対応

学習障害児(LD児)とは、知能の遅れはないものの読み書きに極端な困難を示す発達障害の一つです。黒板の字を見てそれをノートに写す作業にかなり困難を示します。

こんな時は皆と同じように鉛筆で写し書きさせることはしないでデシカメやタブレット端末でカシャッと撮影させればいいのです。

そうすれば“書き写すことに気が行ってしまって先生の言葉が頭に入ってこなくなる”ことはありませんよね。

いかがでしたか。

何でも自分の力、気合い、意気込みだけでやらせようとしても難しいことがあります。子どもが苦戦していて、努力しても乗り越えられない壁が立ちはだかっているようであれば、それを手助けする手段を使うことを許す寛容な大人の姿勢は、『窓際のトットちゃん』の黒柳徹子さんのように、逆に子どもの隠れた才能を開花させることにつながるかもしれません。

【参考・画像】

※ Bosnian、spass / Shutterstock

※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

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