就活に活かせる! ゼミでの活動のまとめかた

大学生の勉学の面でもっともアピールポイントとなりやすいのがゼミ活動です。自分の専門分野をアピールできるポイントですので、しっかり自己PRできるように事前準備を行いましょう。
志望先によってはまとめた書類を提出する必要がある場合もあります。面接で聞かれる場合もありますが、どのようにして内容を整理しておくとよいでしょうか。今回は、就活で効果的にゼミの活動をアピールする方法をご紹介します。
■専門的内容をかみ砕くことが大切
ゼミ活動について就活で志望先に内容を伝える機会があるなら、できるだけ相手にわかりやすいように活動内容をまとめる必要があります。ゼミで行う研究内容は、専門的な内容であるため、専門外の人が聞いただけではその内容をほとんど理解できません。そのため、できるだけ専門的な内容をかみ砕いて、また専門的な用語はできる限り使わないようにして誰でも理解できるように話すことが大切です。
就活生の多くは、すでにその分野に精通してしまっているため、ついつい専門的な用語を使って説明をしてしまうことがあります。知識がまったくないという前提で説明を始めるといいでしょう。
■「成果」をしっかりと伝える
ゼミ活動で研究してきた内容を正確に理解してもらえたとしても、それにどのような意義があるのかは伝わりにくい場合が多々あります。大学で行われている研究の多くは企業で行われている研究とは異なり、直接的に利益に関わらないことが多いからです。しかし、研究をしている限りは目的が必ずあり、自分が行ったゼミ活動によってその目的に対してどのような結果が得られたのかをしっかり伝える必要があります。
就活においてゼミ活動の成果が直接的に人物評価につながるとは限りません。わずかな研究期間で胸を張れるような成果があげられるわけではない場合もあります。しかし、面接官がチェックしたいのは、必ずしもゼミの内容自体ではなく、目的を持って行動し、その過程と結果を的確に説明できるかという点です。ビジネスにおいては、社員で目的を共有し、協力して行動して結果を分析するというステップが欠かせません。これらのスキルがあるかどうかをゼミの活動を通じて評価しようとしているのです。そのため、ゼミの活動内容だけではなく、何のためにどのように行動し、どのような結果が得られたのかをしっかり述べるように気をつけましょう。
■成果を自己PRにつなげる
ゼミ活動の内容を伝えるからには、それを自己PRにつなげる意識を持ちましょう。必死になって研究活動を行ってきたからにはその内容に対して興味を持っているはずです。それに興味を持ったのはなぜかというところから始まり、ゼミ活動をしている過程でどのようなことを考えてきたかをまずはよく分析してみましょう。そして、成果がどのように自分と関連しているかを考察してみるとPRポイントが自然と見えてきます。
就活でゼミ活動について伝えるときには成果の大小にかかわらず自分の特技や特徴としてアピールすることが大切です。大きな成果を上げられたのは自分の独自の視点から考察を行った結果であるといったアピールができれば理想的でしょう。たとえ成果として胸を張れるものがなかったといしても、これほどの困難があったにもかかわらず工夫を重ねてきたのだということを伝えることに価値があります。すると、その我慢強さと執念深さ、工夫をするための発想力を鍛えてきた経歴をアピールできるでしょう。とにかくどのような成果でもプラスに解釈して自己PRにつなげようという意識を持つことが大切です。
■企業側に与えるメリットも必要
ゼミ活動は専門的内容が多いため、直接的に企業との関連性を導き出すのが難しい場合もあります。その活動内容が就職してから直接的に戦力になるスキルを身に付けられるものであれば、それを企業側のメリットとして理解してもらえるように内容を説明しましょう。自己PRにも直結するため、最も就活を有利にする道になります。しかし、直接的な関連性が持てない場合にも、いかにして関連付けるかを熟考してみることは欠かせません。
専門的な活動を行ってきたにもかかわらず、それとはまるで違う業界で働くのだとしたらなぜだろうと思われてしまう可能性もあります。ゼミ活動での経験を無駄にしないためにも、ゼミでの活動内容をどう活かしていきたいのかをしっかり考えた上で面接に望むのがいいでしょう。