観光地で記念写真ばかり撮ってる日本人は、幸せの証らしい (2/3ページ)

Source:Flickr
そして旅行が終了した後、AとBの両グループの人たちに対し、「今日は、楽しかったですか?」、「何が一番、印象に残っていますか?」など、簡単なアンケートを行った。その結果、写真を撮影したAのグループに属した人たちは「楽しかった!」「あそこの場所が、すごく面白かった」など、具体的に楽しかった場所を数多く挙げ、圧倒的にポジティブな返答をしたという結果が得られた。
■ 写真撮影のための旅?
しかし、旅の最中に写真ばかり撮っていては、あたかもそれだけのために旅行をしているような感覚に陥るのではないか?という疑問がここでわいてくるかもしれない。ところがデール氏によれば、その心配はないという。
「画像として思い出に残したいほど魅力的な場所を探すことは、視覚や聴覚など五感を大いに刺激するので感性を磨くことに通じます。その上、何でも知りたい!という好奇心を満たす楽しみも伴うので、決して写真撮影に精神的に振り回されることはありません」
しかし逆に、自分の好みではない場所、つまり、写真を撮るほど魅力的とは思えない場所に関しては、無理に撮影する必要はないという。あまり気に入らない場所を無理に記憶に残しておくよりも、忘れてしまったほうが心にとっても好ましいという。

■ しあわせを感じる心、安定した精神
目の前に広がる絶景を眺めていると爽快な気分になり、無意識のうちに心が和んでくる。ちょっと心が病んでいるな、とか、ストレスがたまっているな、と感じたときならなおさらだ。気分転換でこうした場にたたずめば、心が晴れ晴れとしてくることに気がつくに違いない。