【出張診断】デジタルデータリカバリーがLDM使用のRAID5からデータ復旧に成功。診断結果は問合せから2時間以内、データの復旧は24時間以内に完了。 (2/7ページ)
【LDMを使用したRAIDの特徴】
通常のRAIDの場合、RAIDを構成するHDDごとにデータの保存領域のスタート位置、パーティションのサイズが全てのHDDで同じになります。よって、通常であれば、1台のHDDのRAID情報が解析できれば簡単にRAIDを自動構築することができます。
これに対し、LDMが使用されている機器の場合、個々のDISK内の領域をどの用途で使用するかを物理的に分けて管理することができます。そのため、各DISKで領域の構成と使用用途が異なる場合があります。
今回の機器の場合、1、2台目ではDISKの先頭からの領域は「OSの領域」として、次の領域は「データの領域」として使用されていました。そして、3、4台目では先頭から全ての領域が「データの領域」として使用されていました。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzMjk1NyMxNjYzMDMjMzI5NTdfZmtSV0FIVEpNSS5wbmc.png ]
このように、データを使用している箇所が物理的に異なるため、LDMを使用する機器特有に、必要としているデータの保存箇所が異なっていたのです。
不良セクタがある場合、データが虫食い状態になってしまうため、スムーズにデータを読み出すことができません。対して、RAID情報が崩壊している場合は、LDMの特徴を捉え、OSのバイナリデータ(2進法で記される数字の羅列データ)を理解し、データ復旧に必要な情報を読取ることができなければ、RAIDを再度構築できません。バイナリデータを解析するには、2進数のデータを16進数、10進数に変換し、技術員が目視で確認・解析を行わなければいけません。この解析は非常に高度な知識と技術が必要です。