ホームドア設置で、「人身事故」は完全になくなるか? (1/4ページ)
近年設置が進められている、鉄道駅の「ホームドア」。転落防止のために導入されているのだが、設置駅でもごくまれに人身事故が発生する。たとえば元住吉駅(東急目黒線)では、2016年6月20日に死亡事故が発生。「自らホームから線路に飛び降りたとみられる」(毎日新聞)と報じられている。
元住吉駅(keyakiさん撮影、flickrより)

国土交通省の調査によると、16年3月末時点で、ホームドアか「可動式ホーム柵」が設置されているのは665駅(前年度末50増)。そのなかから、関東31路線・332駅の事故状況を調べてみた。
設置駅で「自殺を図った」事例もホームドア設置駅での人身事故事例を調べると、いくつか見つかった。都営大江戸線豊島園駅では2015年7月、女性客がホームドアを乗り越え、線路に飛び込む事故が発生。当時の産経ニュースには、「女性が自殺を図ったとみて調べている」と書かれている。

都営大江戸線のホームドア(※豊島園駅ではありません、Jタウンネット撮影)
また、東急目黒線不動前駅では16年1月26日、ホームドア設置駅にもかかわらず、接触事故が発生した。真偽は不明だが、ツイッターでは「ホームドアに寄りかかってた人が急行電車と接触して線路に投げ出されたっぽい」との投稿も流れた。