茨城女性遺体遺棄事件 高2少年が「通り魔殺害」に及んだ3つの謎 (2/2ページ)

週刊実話

少年について同校の校長は会見で「成績は優秀で周囲とトラブルを起こすことも不登校などもなかった」と語っているが、同校入学前にある変化が起きていた。
 「彼は小学校時代、とにかく頭が良くて、私立の中学校に進学したんです。絵に描いたような優等生タイプでしたよ。でも、2年の時に突然学校に行かなくなって、市立の中学に転校してしまった。その原因が何だったのかは分かりません。転校後もほとんど学校には顔を出さず完全に不登校状態になって、なんとか今の高校に入ったと聞いています」(中学時代の同級生)
 とはいえ、高校では欠席もほとんどなく真面目で通っていたとされ、「趣味はサイクリングと釣りで、休日には(事件現場となった)あの川の辺りを1人でよくうろついていた」(同)という。

 中学時代の闇を抱えたまま高校へ進学し、それが今回、何かのきっかけで爆発したのか。
 「今回のような、発生当初に動機がいまいち分からない少年による殺人事件は、2000年5月、愛知県豊川市の民家に押し入った私立高校3年(当時17歳)が居合わせた主婦を庖丁で刺殺した事件や、'11年11月、千葉県松戸市などで通信制高校2年(当時16歳)が女子中学生と小学校女児を相次いで刃物で襲い怪我をさせた事件などがある。結局、双方の少年は精神的な病を抱えており、保護処分が下されています。少年犯罪は、それまでの生活環境が大きく影響しているため、慎重な調べが必要です」(司法記者)

 一方で疑問が湧くのは、進士さんの動向だ。現場は進士さんの自宅から直線距離で約7キロ離れている。遺体が見つかった西谷田川に並行して走る砂利道は、朝夕こそ学生が自転車で通るが、夜になれば人気もなく街灯もない。
 なぜ夜、女性一人で出向いていたのか。
 近隣住民が言う。
 「進士さんは70代の父親と2人暮らしでした。高校卒業後に看護学校へ入り、その後は県内でも有名な病院で看護師を続けていたのです。美人で熱心な看護師だったようですよ。ところが2年半ほど前に病気を患い、実家に戻ってお父さんと2人暮らしを始めた。以来、ほとんど人と顔を合わせなかったようですが、最近では買い物に行ったり、リハビリがてらサイクリングをしていたようなんです」

 現時点で進士さんと少年の接点はないとされる。となれば通り魔的な犯行と見られるが、この事件前、現場付近では不可解な出来事が起きていた。
 「3月末、少年の家の近所の住宅敷地内に停めてあった乗用車49台のタイヤが、何者かによって穴を開けられパンクする被害が発生していたのです。さらにその3日前にも、住宅街で33台が同様の被害に遭っていた。いずれも先が尖ったものを使った犯行で、捜査関係者の間では関連性も指摘されています」(全国紙社会部記者)

 少年の胸の内は明かされるのか。

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