今2500の言語が消滅の危機!独特の意味を持つ言葉の魅力とは (3/4ページ)
本書には、他にもいくつかの日本語が紹介されています。ですが、どんな言葉が載っているのかは、お楽しみということにしておきます。

■ほかの言葉に翻訳できない言葉が消滅中!
じつは、世界では2,500もの言語が消滅の危機に瀕しているといわれています。本書のなかでも、イディッシュ語やヤガン語、ゲール語といったあたりは危険なカテゴリーに入ります。
その言葉でしか表しきれないニュアンスを持つ言葉が消えゆく運命にあるとしたら、それはとても大きな損失なのではないでしょうか。
たとえば、チリのティエラ・デル・フエゴの近辺にくらす原住民の話すヤガン語には、こんな素敵な言葉があるそうです。

「Mamihlapinatapai(マミラピンアタパイ)」・・・同じことを望んだり考えたりしている2人の間で、なにもいわずにお互い了解していること(2人とも言葉にしたいと思っていない)
なにごとも言葉や論理に頼る現代社会においては、この言葉の意味する行為はむしろ洗練されているとさえ感じます。お互いへの揺るぎない信頼がなくては成立しない言葉ともいえるかもしれません。
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一部の言語が消滅の危機にあると知って、「もし日本語がなくなってしまうのであれば、自分はどんな言葉を残したいだろうか」なんてことを考えてしまいました。
エラさんの素敵なイラストと共に言葉の説明がついている本書は、すでにアメリカでベストセラーになっており、世界七か国語に翻訳もされています。