現代は“へその緒切断”が早過ぎる!プレママ必見の「カンガルーケア」で幸せホルモン分泌!?
カンガルーケアという言葉はご存知でしょうか?
赤ちゃんが産まれてすぐにする行為なのですが、これをすることでその後の赤ちゃんとママに大きな影響を与えるということで、産後体力が無い状態ではありますが、筆者は絶対に行うことをおすすめします。
今回はそのカンガルーケアのもたらす大きなメリットと、「本当はすぐに切らない方が良い」へその緒を切るタイミングについてお伝えします。
■「カンガルーケア」って何?産まれたての赤ちゃんをすぐに母親の上に置いて親子の密着した時間をもつことです。
筆者も産後すぐ~2時間ほどこのカンガルーケアを実際におこないました。不思議と、助産師さんが胸の上に置いてくれた瞬間から、口をチュパチュパしながらおっぱいを探すんですよね。
これにはかなり感動したことを、昨日のことのように覚えています。
実は産後すぐに赤ちゃんと肌と肌で触れ合い、こうやっておっぱいを吸わせることで、母乳の出が良くなるそうなんです。
■幸せホルモン「オキシトシン」とは?というのも、親子がベタベタ触れ合うことで“幸せホルモン”と呼ばれるオキシトシンが分泌されるから。
オキシトシンは陣痛を起こすためにも必要なものですが、母乳を出す際にも重要なホルモンなんです。
またオキシトシンが分泌されると愛情が深まりますので、ママと赤ちゃんだけでなく、パパにも赤ちゃんを早く抱っこしてもらう(オキシトシンは男性でも分泌されます)と家族全員が愛情に満ち溢れた状態になります。
筆者の産院は母乳育児推奨の産院でしたので、1時間ほど初めての授乳をこのカンガルーケア中におこない、それが落ち着いてからやっと赤ちゃんの体重・身長を測り、またすぐにお腹の上に戻してもらうという流れでした。
おそらく産院によっては、赤ちゃんが産まれてすぐにまず沐浴させて、体重・身長を測って、その後に授乳という流れの場合もあるのかと思います。
できるだけ早く授乳をさせたい場合は、必ず産院選びの段階で確認をしておいたほうが良いですよ。
■現代の早すぎる「へその緒切断」
筆者の場合、産まれてからおそらくすぐ(赤ちゃんと対面し、感動してはっきり覚えていませんが)へその緒を切断されていました。
ほとんどの産院はそうだと思います。
でも最近知ったことなんですが、へその緒はすぐに切断する必要はないということです。
『母子手帳のワナ 知られざる母子保健の真実』の著者である小児科医、高野先生は産後すぐはへその緒も切らずに、赤ちゃんをママのお腹の上に乗せてそっとしてあげることを勧めています。
2時間ほどへその緒を切らない状態でカンガルーケアをしていると、自然と臍帯の拍動が止まるそうです。
そうしたら、家族が医療関係者のアドバイスを受けながらカットすれば良いとのこと。
高野先生は「命綱になるへその緒を早々にカットしてしまうのはいかがなものか」と問題提起もされています。
考えてみると、確かにと納得できます。
しかし、そんな選択が筆者の産院にはありませんでしたから、“なされるがまま”だったのですが、調べてみるとそのようにへその緒をすぐに切断せず、落ち着いてから家族がカットできる産院もありそうです。
やはり、出産スタイルや産後のケアについてこだわりたい場合はとにかく“産院選び”が重要になりそうですね。
いかがでしたか?
産院によっては、産後の疲れたママのことを思って、産まれてきた赤ちゃんを病院が預かって「ママは寝て下さいね」という場所もあります。たしかに疲れているから嬉しいサービスだと思う方もいるかもしれませんが、母乳で育てたい場合は是非カンガルーケアができる産院をおすすめします。
また、なかなかできないかとは思いますが、へその緒をすぐに切らず、体重・身長も測らず、とにかくそっとママと赤ちゃんが密着して過ごす時間を与えてくれるところも魅力的ですよね。
【参考・画像】
※ 母子手帳のワナ 知られざる母子保健の真実 – 高野弘之
※ Tyler Olson / Shutterstock
※ FamVeld / PIXTA
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガ・アーユルヴェーダ・おむつなし育児アドバイザーの分野で活動。自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立し子連れのママヨガやマタニティヨガは大きな反響を集めています。また2015年に第一子を出産。自然な生活・自然な育児をモットーに、妊婦さんや産後のママのサポートに励んでおります。7月25日に「おむつなし育児講座と自然派育児の高野先生のお話会」のイベントを開催予定。最近ではカジュアルにオシャレなウエディングができる“古民家ウエディング”の企画を立ち上げました。1泊2日の滞在型で家族の絆を深める場を提供します。ウエディングのオシャレ可愛い写真を続々配信予定です。