コンペに負けて売上0!仕事ミスを責任転嫁してくる上司の攻略法 (3/3ページ)
- タグ:
-
上司
先ほどの井上係長の件であれば、「コンペに参加してよろしいですね?」と確認をして、「YES」「NO」をもらうところからはじめなくてはいけなかったわけです。
コンペにかかる費用が明らかになれば、これについても「YES」「NO」の判断をもらいます。つまり、言質をとらなければいけません。
こうすれば、上司も関与していることになりますから、責任を転嫁することは難しくなります。「そんなことは聞いていない」「オレは知らない」といわせないためのファクト(事実)を用意することが大切なのです。
これは、上司のコミットを明確化する作業のことを表しますが、必ずしも言質である必要性はありません。
まずはスケジュールを作成する上司であれば心配はいりません。スケジュールでは、仕事を進めるための段取りや流れをつくってもらい、「いつまでに○○をする」というように進捗を明確にしてもらうことです。
チェックをするとはその仕事にコミットをするという意味なので、任せられても心配は無用でしょう。
■自分の立場を危うくしない2つのポイント
いま、仕事の責任を転嫁させないために、次の2点が重要であることを説明しました。
(1)言質をとること
(2)スケジュールを組むこと
しかし、無用なコンフリクトを招くことは、組織運営上好ましいものではありません。そのためにも、週毎の定例ミーティング、中間報告(上司などを交える)、最終報告(事前に直属の上司の承認を得たうえで実施する)が必要です。
先ほどの、井上係長の件であれば、1回目、2回目の結果が分かった際に、山中部長を交えて打合せをする時間が必要でした。そして、最終提案の際にも同席を依頼すべきでした。まともな上司であれば、同席依頼をNOとは言わないはずです。
いずれにしても、上司のコミットを明確化する作業と、うまく巻き込むことができれば、結果がどうであれ自分の立場を危うくすることはありません。
(文/コラムニスト・尾藤克之)
【参考】