後援も協賛もなし!無人ソーラーボートが大西洋を横断中! (2/3ページ)

FUTURUS

ボートには、推進モーター(電気推進)が内蔵されており、デッキ上部と屋根の全面には、独立型太陽光発電に最適といわれる240ワットのソーラーパネルが設置されている。

■ 寄港ナシの完全単独航海

今回、初の大西洋横断にチャレンジしたSolar Voyagerだが、出発点のアメリカからポルトガルまでの航海中、どこかへ寄港する予定はないという。したがって、点検や整備が行われることがないわけだ。もしもエンジントラブルなどが起きた場合は、残念ながらそれでおしまいなのである。また、サメによる体当たりや、他のボートや船との衝突への対処法もないといい、製作者たちは、レーダーに映しだされるSolar Voyagerの様子を随時チェックしながら、手に汗を握りつつその航海を見守り続けている状態だ。点検や整備ナシ、という厳しい状況に対し、考案者の4人はまず完璧に耐えうるボートを製作することを考慮にいれたというが、残念なことにこの問題を100%解決させる良策は見つからなかったという。

Source:The Reneweconomy

厳密にいえば、Solar Voyagerが大西洋横断にのぞんだ初の無人自動ボートだったわけではない。アメリカ・カリフォルニア州に本社を置くLiquid Robotics社が世に送り出した、名称The Wave Gliderボートは、今から4年前に見事、大西洋横断に成功しているという。しかしこちらは、大企業の協賛によって進められたソーラーシステム促進プロジェクトの一環として進水しており、Solar Voyagerのそれとは少々状況が異なる。後者は、ソーラーボートの可能性と限界に駆けた者同士が、一生懸命手づくりして世に送り出した、といういわばチャレンジ精神旺盛でユニークなバックグラウンドを持っているからだ。

■ 最終地点到着は10月

7月現在、Solar Voyagerは順調に航海を進めているようだ。

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