『高台家の人々』に学ぶ脈ありサイン【少女マンガに学べ!】 (2/2ページ)
だいたい木絵はものすごく口べたで、考えてることの10分の1くらいしか表現できません。 そんな木絵と、会社で女子社員の注目の的である光正さんが一緒に食事に行ったところで、木絵は緊張してますますしゃべれないだろうし、光正さんも特別おもしろい人じゃないんで、食事がモソモソまずくなりそうなことがまあ容易に想像がつくわけです(漫画のキャラの話だけど)。
だけどこの場合、光正さんの場合は木絵の考えていることが読めるので、木絵が黙って空想していても気にならないどころか、ギャグメルヘン映画でも見ている気分で楽しそう。 つまり食事デートってけっこう一発勝負なんですよね。逆に、相性がいいか悪いか、即決したいなら食事がいいかもしれません。
■木絵に学ぶ脈なしを脈ありに変える方法光正さんに言い寄る浅野さんという女がいます。 彼をワインの店に誘い、あっさり断られたあとに彼女はこう思うのです。
「平野木絵さんって特に美人でもないし 高台さんより年上だし」 「なんかいつもおどおどした感じで 性格暗そうだし ノリ悪そうだし」 「私の方がっ 私の方がっ ずーっと若くて可愛いのに!!」
イヤな女ですよねー。 和久井のまわりの人を見ていると、めちゃくちゃ上昇気流にいる人って、他人を悪く言わないんですよね。すごく他人をリスペクトして尊重しているのがわかる。こういう人って伸びるんだなあと思います。逆に、自分の環境を嘆いたり、人を悪く言う人ってそれなりなんですよね。だからますます悪口が多くなって悪循環に陥っている気がします。
木絵が選ばれたのは、その空想のおかげでもあるけど、うそのない人柄なのが一番の理由でしょう。 光正さんは人の心が読めるので、よこしまな人にはなびきません。ホント少女マンガっていいよなあと思います。あり得ない設定ではあるけど、展開としては真理を突いてるわけですよ。そこに夢があるんです。
基本的に少女マンガでは「主人公の素直で純真な心を理解してくれるイケメン」がやってきて恋に落ちるわけですが、和久井の純真な心を理解してくれる男性はいつ頃やってくるのでしょう……。
■今週のまとめ「脈なしを脈ありにするには、人をねたんだり環境を嘆いたりしない!」
そうすれば、光正さんみたいなステキな男性が、心を読んでアプローチしてくれるに違いありません……!
(文・イラスト/和久井香菜子)
★次回の『少女マンガに学ぶ脈あり脈なし』は8月2日(火)掲載予定です、お楽しみに!