江口洋介の新ドラマ「はじめまして、愛しています。」で話題!“ネグレクト”の実態と発見した時の対処法 (2/2ページ)
通常、親からの虐待は日常化していることが多いですし、家庭内などの人目に付かない場所で行われています。ですから、「虐待かも? でも、もう少し様子を見ようかな……」と迷っているとその後の様子を確かめる機会がないまま“最悪の事態”を招きかねません。
また実は、法律上、虐待を受けたと思われる子どもを発見したときは「児童相談所または福祉事務所に通告しなければならない」という規定があります。
“通告”というと大げさに思えますが、全国の児童相談所の共通ダイヤルである「189(いち早くの語呂合わせ)」に電話を1本かければよいということです。
また、電話は匿名で架けることができ、相談内容の秘密も守られます。
「子どもが夫から虐待を受けているけれど、夫が怖くて注意できない。」という上記の妻のような場合でも、具体的な状況に応じてどう対応したらよいかを教えてくれますし、もちろん夫には秘密で相談することができます。
ドラマのように“ネグレクト”を受けている子どもと特別養子縁組を結ぶことまでは求められませんし、児童相談所に電話をしてもトラブルに巻き込まれることはありません。
小さな命を守るため、児童虐待が疑われる子どもを発見したら、いち早く(189)専門家に相談するようお願いします。
【参考・画像】
※ はじめまして、愛しています。 – テレビ朝日
※ Lopolo、pathdoc / Shutterstock
【著者略歴】
※ 木川 雅博・・・星野法律事務所(港区西新橋)パートナー弁護士。損害賠償・慰謝料請求、不動産の法律問題、子どもの事故、離婚・男女間のトラブル、墓地・お寺のトラブルその他、法人・個人を問わず様々な事件を扱っています。