DNAを記憶媒体に!? 200MBのデータ保存に成功 (2/2ページ)

FUTURUS

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実用化にはまだまだ長いプロセスが必要なことも研究者たちはわかっている。とはいえ、コンピューター科学者、コンピューター設計技師、分子生物学者といった多様な研究者で構成されているチームは、昨年と比べてると記憶容量をすでに何千倍も増やすことに成功している。

デジタルデータをDNAに記録する手法はこうだ。まず、1と0からなるデジタルデータを、アデニン、シトシン、グアニン、チミンの4つで構成される塩基配列の文字に置き換える。そしてそのデジタルデータをマイクロソフトが出資している『Twist Bioscience』社の技術で分子そのものに変換する。

それを読みとるためには、ポリメラーゼ連鎖反応という、分子生物学者がDNAを扱う際に、増殖、増幅させるためによく使う手法を用いる。そしてそれを読み取り、エラー補正をかけるのだ。というのは、DNAに情報を記憶する場合、分解や読み取りの過程でエラーが起きやすいというのがひとつ大きな欠点のようだ。そのためエラー補正の技術が重要になる。

この記憶媒体の開発にかぎらず、20世紀にはまったく別のジャンルの科学だと思われていたコンピューター技術と生物学が、いまさまざまな場面でリンクしてきている。コンピューターやロボット、生物学や医学の融合から、どんどん新しいソリューションが生まれてきそうだ。

【参考・画像】

※ Microsoft

【動画】

※ Microsoft and University of Washington DNA Storage Research Project – YouTube

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