先輩社会人に聞いた、新人に対して「一皮剥けたな」と感じた瞬間4つ

フレッシャーズ

最初は使いものにならないと頭を抱えていた新入社員でも、仕事を覚えていくうちに、だんだん頼れる存在に変わっていくもの。仕事を任せるようになると、一人前の証拠かもしれませんね。そこで今回は、新人に対して「一皮剥けたな」と感じた瞬間について、社会人のみなさんに聞いてみました。

■一人で仕事ができるようになったとき

・1人で業務をこなせるようになったとき。自分なりのペースをつかんでやり遂げようとしているから(女性/28歳/医療・福祉)
・たった一人でプロジェクトをやり遂げたとき。何もできなかった新人が誰にも助けを求めず、すべて一人でやり遂げて一人前になったなぁと感じたから(男性/33歳/マスコミ・広告)
・一人でプロジェクトをやり切ったとき。受け身だったのに、自分でやり切れたなら凄いと思える(女性/40歳以上/医療・福祉)

一人で仕事ができるようになることが、一番の成長と言えるかもしれません。見習いを卒業して、戦力の一部になった瞬間ではないでしょうか。

■指示なしで動けるようになったとき

・指示しなくても、先を読んで自発的に業務を進めているとき。仕事の進め方が何一つ分からず、毎回指示していた新人が自分で考えて実行したから(男性/33歳/建設・土木)
・言わなくてもできるようになったとき。毎日注意していたことが、ある日きちんとしていた。毎日伝えてよかったと思った(女性/38歳/その他)
・指示しなくてもできるようになったとき。自分の考えで動けるようになれば一人前だから(男性/33歳/その他)

仕事が自分のものになっていない状態では、指示が必要になりますよね。ですが、仕事を覚えて自分のものになってしまえば、先を読んで行動することも可能になってきますよね。

■自分で考えるようになったとき

・自分から進んで次の仕事を見つけ着手していたとき。最初は一つ仕事が終わる度に「次、何やればいいですか?」と聞きに来ていたのに、自分から進んで次の仕事を見つけていたから(女性/40歳以上/金融・証券)
・自分で考えて行動したとき。言われたことしかできない子が自分で動いたことがあった(男性/40歳以上/医療・福祉)
・自分で考えた提案をしてきたとき。吸収して成長してきた新人が、自分なりに疑問を感じて、それを解決する案を自分で出してきたから(男性/40歳以上/機械・精密機器)

指示をもらって仕事を淡々とこなしているような状態では、進歩は見えないですし、本人も楽な状態ですよね。ですが、自分で考えるようになってくると、仕事の面白さもつらさも分かってくるようになりますよね。

■自分の意見を言えるようになったとき

・自分の意見、主張がはっきりしてきたとき。自分はこう思いますけれどどうですか?と聞いてきたとき(男性/40歳以上/生保・損保)
・自分の意見を出せるようになったとき。知識と自信がついたなと感じるから(男性/32歳/医療・福祉)
・自分の考えや意見を周りが納得するように発言できるようになった。上司の言うことは絶対で、なかなか意見を言い出せない雰囲気があったが、初めて自分なりの考えを話し、上司も感心していた(女性/40歳以上/医療・福祉)

仕事を完全に理解すれば、その仕事に関しての考えや意見が出てくるようになります。仕事を覚えたことにより、知識だけでなく自信もついてきたことの証明ともとれますよね。

手塩にかけて育てた新人が、独り立ちできるようになると、うれしい反面、少し寂しい面もありますよね。ですが、そう思う自分も以前は先輩に育てられているので、その先輩の苦労が身に染みてわかるのではないでしょうか。

(ファナティック)

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年7月
調査人数:社会人男女410人(男性208人、女性202人)

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