【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#14 「いいママにならなければ」というのがプレッシャーで…

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【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#14 「いいママにならなければ」というのがプレッシャーで…

「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。

第13回は『病院に行くのをイヤがるのですが、どうすればいいですか?』の疑問にお応えしましたが、第14回のテーマはこちら。


■いいママプレッシャーが起こる原因はなに?

「いいママにならなくてはならない」こう思ってしまう原因はどこにあるのでしょうか?

それはきっとあなたの育ちにあるのかもしれません。

幼い頃にお母さんから「いい子にしていなくてはダメよ」「人に迷惑をかけないように」という子育て方針で育てられた人が親になると、その延長線上で「お母さんになったんだから、いい母親にならなくてはダメだ」と自分を追い詰めてしまうのです。

■子どもの出来栄え=自分の作品

更に良くないのは「お宅のお子さんはとてもいい子に育っていますね」の評価を受けることがイコール「自分が母親として評価される」ことに直結してしまうこと。子どもを自分の作品と思ってしまうことです。わが子に対して「どこへ出しても恥ずかしくない子に育ってほしい」と願い、「いい子にしていなさい」と追い詰めることです。

こうなると、あなたの子どもが人の親になったとき、またわが子に同じことを繰り返すのです。

これを“子育ての連鎖”と言います。

■ママになってまだ1歳

子どもが0歳ならばママとしてまだ0歳、1歳ならばまだ1歳、小学1年生ならばまだママは1年生なのです。ベテランではないのですから“完璧なお母さん”になれないのは当たり前のことなんです。そして“完璧な母親”なんてこの世に存在しません。

また、理想の子ども像を求めて「これこれこういう子どもであらねば」とわが子を引っ張り回すと、子ども自身が他の子に比べて足が遅かったり、成績が悪かったとき「優秀でない自分は受け入れられない」そんな大人に成長し、ある意味、精神的にもろい人になってしまうのです。

弱い自分の部分も受け入れられる人が本当に強い人です。

■「いい子である」ことが幸せへの唯一の近道なの?

コップに半分入った水をみて「もう半分しかない」と思う人、「まだ半分もある」と思う人。

40歳の誕生日を迎えて「ああ、もう歳だ」と落胆する人、「寿命を迎えるまでまだ40年以上ある。これからどんなことにチャレンジしようか」と喜ぶ人、テストで70点とって嘆く人、「70点も取れた」と喜ぶ人。

起こっている現実はまったく同じなのに180度捉え方が違います。幸せとは事実ではなく、その状況を本人がどうとらえるか心や脳の受け止め方にかかっているのです。

もし、“いい子である”ことが幸せへの唯一の近道であるとがんじがらめになっていると、失敗した時やつまずいた時に「ああ、もう駄目だ、お先まっくらだ」とマイナスに捉えてしまうようになります。

完璧なお母さんを目指して完璧な子ども、理想的な子どもを育てようとすると、子ども自身はもちろんママもとても苦しくなります。

「ママなんだからこうなるべき」「お母さんなんだからこうすべき」の思い込みなんか捨ててしまい、わが子にも自分に対しても“あるがまま”を受け入れてみましょう。

これから子育てはずっと続きます。

甘い温かいミルクティーでも飲みながらちょっと肩の荷を時々、下ろしてみましょう。

【参考・画像】

※ Denis Kuvaev / Shutterstock

※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

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