要確認●『RP-XP008』スティック型のICレコーダーは音楽制作の味方になれるのか、現役ボカロPが検証! (4/4ページ)
メーカーは「リニアPCM」を「音楽演奏やしっかりと録っておきたい用件」で利用することを勧めているが、内蔵4GBというメモリー容量や、実際にそこまで高音質で録音する機会もあまりないことから、長時間録音できる「MP3」がメインで使う録音モードとなるだろう。
マイクは、これも本体上部に設置されていて、ここで集音する仕組み。なお、イヤホンジャックもここにある。再生機能も多彩だが、すべての機能を紹介することは難しいので、詳しくは『RP-XP008』のサイトをチェックしてみてほしい。
特筆すべき再生機能は「かんたんシャドーイング再生」という機能。これは録音された音声を聞きながら、その聞こえた音をほぼ同時に繰り返して言う「シャドーイング」というリスニングのトレーニング方法で、この機能ではインデックス区間を設定し、繰り返しトレーニングが可能となっている。英会話など、語学の勉強をするのにもってこいの機能だろう。
■まとめ:さすがに「歌ってみた」に使うのは厳しいが音楽制作にも戦力として期待!
インタビュー取材記事や会議録の作成には、言うまでもなく高い録音性能を示してくれた『RP-XP008』。その使い勝手の良さから、作曲のためのツールとしても高いポテンシャルを秘めている。で、記者は欲を出して歌を録音し、某ニコニコする動画サイトに「歌ってみた」動画を上げてみようと目論んだ。しかし、どの録音モードを使っても満足のいく録音音質にはならなかった。ただ、12,000円以下という本体価格を考えれば、そこまで要求するのは酷というもの。
ただ「音のメモ」をサクッと録音するツールとしては、これほど秀逸な製品は今まで見たことがない。正直、これは欲しい。なお、同製品はブラックのほか、ピンク、ホワイト、バイオレットというカラーバリエーションで展開されているので、お好みのカラーを選ぶ楽しみもある。