女性の3人に1人がかかる!? 「水虫」の見分け方と予防法 (1/2ページ)
「水虫は中年男性がなりやすい」との印象がありますが、「女性のおよそ3人に1人は水虫に悩んでいると言われています。仕事で長時間、靴を履いたまま過ごす人が増えていることが原因に挙げられます」と話すのは、臨床内科専門医で正木クリニック(大阪市生野区)の正木初美院長。詳しいお話を聞いてみました。
■パンプスやストッキング、ブーツを長時間履くとなりやすい女性に見られる水虫の原因について、正木医師は次のように説明します。
「水虫とは、カビの一種である白癬菌(はくせんきん)が、皮ふの角質層に寄生することで起こる感染症です。白癬菌は高温多湿な環境を好み、温度26℃前後、湿度70%のときにもっとも活発になります。
ですから、パンプスやレインシューズ、ブーツなどの蒸れやすい靴、通気性がよくないストッキングを長時間履く人に多い傾向があります。ただし、ミュールやサンダルは通気性がよくて水虫予防になりそうに見えますが、暑い季節に素足で履くため、汗がたまりやすくて注意が必要です。
それに、女性は意外と、根拠もなく自分は水虫にならないと思い込んでいて、靴下を数日履き替えない人や足の清潔を意識しない人もいます。水虫になってから、『油断していた』という人が多いのが現実です」
水虫と言えば、ふやけてかゆいイメージがあります。どのような症状が現れるのでしょうか。
「主に、次の4つのタイプに分けられます」と話す正木医師に、ちがいと見分け方を教えてもらいました。
(1)趾間(しかん)型水虫 もっとも多いタイプで、足の指の間に見られる。赤くなって皮がむける、白くふやける。ムズムズとかゆみが出る。
(2)小水疱(しょうすいほう)型水虫 足の裏の土ふまずやふちあたりに水疱ができる。やがて赤くなり、皮ふがむける。かゆみが強い。
(3)角質増殖型水虫 足の裏やかかとの角質が厚く硬くなり、皮ふがむける。かゆみはない。
(4)爪の水虫(爪白癬) 爪全体が白く濁って厚くなる。爪に白い筋が現れる、黄白色や茶褐色になることもある。かゆみはない。
「これらの特徴には、女性でも思いあたる人が多いのではないでしょうか。