「情熱大陸」で話題の幼稚園!640人の園児と66人の先生がいる「ふじようちえん」が人気のワケは?
待機児童が減らない中、幼稚園への期待が高まっています。
今回は「情熱大陸」でもピックアップされていた話題の“ふじようちえん”がどのような園なのかをご紹介しながら、幼稚園選びに大切なことをお伝えします。
■園児は640名!「ふじようちえん」が人気のワケ東京都立川市にある“ふじようちえん”は、なんと640名もの子どもが通うマンモス幼稚園。
「素朴だけど本物で、子どもと親と幼稚園がみんなで育ち合うあったかい幼稚園でいたい」というコンセプトがあります。なぜこれだけ人気があるのか、それには以下のような理由があります。
(1)ドーナツ型の園舎では「ポニー」と触れ合える
遊びの中で成長する子ども達のために、ドーナツ型の園舎、宝探しのできる砂場やポニー・陸ガメ・ウサギの飼育など、“ふじようちえん”にはワクワクするような仕掛けがたくさんあります。
そして、先生たちはそれを最大限に活用しているということがポイント。
どんなに立派な遊具があっても、先生たちが活かせなければ意味がないからです。
やみくもに新しいものを取り入れても、それは時代の波に流されているだけ。
ふじ幼稚園の園長は、子どもの成長に必要なものは何かを常に考えているのです。
(2)66名の先生に「園長の想い」が伝わっている
一般的に幼稚園の先生はひとつの園に20~30名程度ですが、“ふじようちえん”は66名。倍以上です。
幼稚園を、「先生たちが生きる場所」と位置づけ、自ら考え皆で作り上げるという自覚を持ってもらいたいというのが加藤積一園長の想いです。
その想いが、しっかりと先生たちにも伝わっています。
年に1度、先生全員対象の「ふじようちえん検定」を実施しているのも面白い取り組みです。
先生一人一人が園の細部まで理解していることは、預ける親にとっても安心できますよね。
(3)地域のニーズに応えて希望者は全て受け入れる
園児640人という数を受け入れることはとても大変なことです。
しかし、園長の考えは“地域の人間として、地域のニーズに応える”こと。
地域のおかげで園がある、だからこそ希望する全ての園児を受け入れているそうです。
また、“待機児童解消”のために、早朝や延長保育の対応、認証保育所の経営にも取り組んでいます。
今は様々な企業が保育事業に参入し、全国に展開するような園も多くあります。
本来は、“ふじようちえん”のように地域のことを想い、地域の人のために一つの園を丁寧に作ることが理想でしょう。
■幼稚園選びに大切なことはモノではなく、ヒト
保育園の需要が高まり、子どもが減ることへ危機感を覚えている幼稚園も多くあります。
園児確保の対策として、ほとんどの幼稚園が預かり保育も行うようになりました。
さらに、英才教育や農業体験、園庭には立派な遊具を設置するなど、様々な工夫をしている園もあります。
幼稚園選びをする際には、そういうことだけにとらわれないことが大切です。
大切なのは、“モノ”ではなく“ヒト”。
子どもは、何もない狭い園庭でも、先生の関わり方次第で無限に遊ぶことができます。
子どもたちの発見、観察力をしっかりと見守れる先生がいる幼稚園では、子どもは確実に伸びていきます。
いかがでしたか?
幼児教育が多様化する中、何を基準に幼稚園を選ぶべきか分からなくなってしまいますよね。
「子どもにとって本当に必要なことは何か?」を一番に考え、親自身の判断で決めたいものです。
【画像・参考】
※ dotshock、Denis Kuvaev / Shutterstock
※ ふじようちえん
※ 情熱大陸 – TBS