【現実は違う!】Sex And the Cityから学んだ「セレブな女」がモテない理由

ANGIE



30代女性の青春のバイブル「Sex And the City」(以下、SATC)。

あのセレブのような生活に憧れた人は、どれほどいるでしょう? かつて私もどっぷりハマり、こんな生活をすればイイ男たちにモテまくるはず、と思っていました。しかし、現実はまったくモテず、結婚から遠ざかるばかり……。

今回、私が体験した「SATCの呪い」をご紹介します。


お高いマンションに住むとモテません

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SATCのように、いいところに住んでいれば、いい男が寄ってくる、なんて幻想を抱いていませんか?

私は20代の頃、麻布という街に住んでいました。「港区って住所、かっこいいじゃん~」なんて軽い気持ちで引っ越しを断行。人並みのお給料だった私は、生活費はギリギリ。表向きのセレブごっこを楽しんでいたわけです。

しかしながら「高級住宅街に住む女」のモテなさぶりは半端ないのです。一番痛感するのは、合コン。「どこに住んでるの?」という話になると、「麻布です」なんて言った途端、男の子たちが引いていくんです。サーッと潮が引くように。

「あっ……、お高い女なのね」「住む世界が違う」「俺はこの子を満足させられない」と心の声が聞こえてきました。こんなに不利なのか、と思うほどにモテません。末期になると、住まいを隠すようになりました。

でも、いい街でしたよ! 楽しい思い出もいっぱいあります。モテないけど……。


高級グルメやワインに詳しくてもモテません

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続いて「グルメに詳しい女は金持ち男にモテる」という勘違い。高級品に詳しい女は洗練されており、同じく洗練されたお金持ち男に好かれる、というSATC的な理屈です。しかし、これもマチガイ。

グルメだのワインだの語る女は、金がかかると思われて同世代男子は寄ってきません。「君、お金かかりそうダネ~」と面と向かって言われたこともあります。また、肥えた舌は軽くデート相手を凌駕してしまい、並みのお店では満足できなくなるでしょう。寄ってくる一部の男性は、バブリーなおじさまか、不倫願望むき出しの既婚者くらいです。

いまだに婚活の一環でワインスクールに行く女性がいると聞きますが、大きな危機感を感じます。結婚適齢期の男性にとって、ワインの知識はまだ早すぎるのです。ブドウの種類を覚えるよりも、ワイシャツの染み抜きを極めたほうが得策かもしれません。


派手なファッションで夜遊びしても本命にはなれません

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SATCといえば、派手なファッションで遊びまくる生活。私も、「クラブ活動」と名付け、露出度の高い服などを着て、奔放な20代のエネルギーを発散させに行っていました。お気に入りは西麻布。あぁ、ベタすぎる……(恥)。

当然「あの子は毎週クラブに行っている」と、遊び人扱いされてしまいます。言葉で隠しても、悲しいかな、隠しきれない夜遊びの派手な雰囲気がこびりついているのです。

顔と名前が一致しない男友達はじゃんじゃん増えるのですが、彼氏は一向にできず。結果、クラブ活動をしない女の子から結婚していきましたとさ(自分の名誉のために言いますが、ワンナイトラブに身をやつしたことはありません)。


SATCの呪いから抜け出そう


SATCにかぶれきった暮らしをしていた20代。これが婚期を逃す原因となっているのに気づいたのは、29歳の頃でしょうか。周りの友達は半分くらい結婚しているけど、残った友達を見ていると、みんなどこかSATC臭がする。水野敬也氏の本にも「SATCはモテない」と書かれておりました。そもそも、あの4人だって結婚は遅かったはず……。

時代は移り変わろうと、結婚相手として選ばれるのは結局「やまとなでしこ」のような女性。結婚したいなら、SATCの幻想から卒業して、自ら呪いを解きましょう。

まずはファッションをお手本にしないことですね。すごく華やかで素敵で、私も大好きなのですが、あれを着ていると「一生独身」を宣言しているのと一緒ですよ!
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