健康な体を保つには、水を1日にどれくらい飲むのが正解? (1/2ページ)
人間の身体は6割が水だといわれています。脱水症状などを起こすことなく、健康で過ごすためには、一定の水分摂取が必要です。
今回は、健康な体を保つには、水を1日にどれくらい飲めばいいのかを、医師に詳しく聞いてみました。
水はなぜ必要なの? 人間の身体の約60%は水分なので、例えば体重が50kgなら約30Lの水が、体内に存在することになります。
体内の水分のうち、約3分の2が細胞内にあり、3分の1が細胞外にあります。その細胞外の4分の1は血液です。
水は身体の中で以下の重要な役割を果たしています。
【体内での水の役割】
1.栄養物、酸素やホルモンを身体の組織に運搬する
2.身体の中で生じる老廃物を腎臓に運び、尿となって排泄する
3.身体から発生する熱を吸収する。運動でより多くの熱が発生した場合、水分は汗となり、その気化熱で体温上昇を抑える
4.食べ物を消化する酵素や色々な働きを担うホルモンが適切に働くように促す
5.身体の中の色々なバランス(恒常性)を維持する
塩分を取りすぎると身体に浮腫みが起こることがあります。これは体内の塩分濃度が高くならないように、水分を外に出しにくくすることで体内の浸透圧を調節しているためです。
1日あたり必要な水分は? 人間の身体の働きのために身体には水が必要ですが、1日あたり、合計少なくとも約2Lの水が身体から失われて行きます。
・呼吸で約200ml
・便通で約100ml
・汗で約600ml
・尿で約1100ml
このために1日に2〜2.5Lの水を食べ物や飲み物から摂取する必要があります。
通常、食べ物からは約700ml分の水を補給することができます。残りの1300〜1800mlを水や飲み物で摂取します。
もちろん一度に取ることは難しいので、適宜分けて取れば良いということになります。