夏の肌トラブルを回避!「日焼け止め」の正しい使い方と紫外線ケアを学ぼう! (2/3ページ)
サンバーンは肌がヒリヒリと赤くなる炎症のことで、主にUVBによって引き起こされます。炎症が治まりかけたのちに黒化がピークを迎えることから「遅延型黒化」と呼ばれます。一方、UVAによって引き起こされる黒化は、還元型メラニンの色が濃くなることで、すぐに色素が現れることから「即時型黒化」と呼ばれています。
では、実際に日焼け止めを購入する時には、どのような商品を選べばいいのでしょうか?ここで覚えておく必要があるのは、パッケージや容器に記載されている「SPF値」と「PA値」という記号の意味です。
SPFはサンバーンによる肌の炎症を防ぐための指標で、「SPF20」や「SPF50」のように記されています。夏によく見られる日焼けの多くがサンバーンによるものですから、SPFの値が大きいほどUVB防御指数も高い、つまり日焼けから肌を守る効果も高いということができます。
PAはUVAから肌を守るための指標ですが、UVAには雨雲や窓ガラスなどを透過する特徴があるため、天候や季節に関わらない対策が必要です。PA値には「PA+」から「PA++++」までの4段階があり、プラスの数が多くなるほどUVAによる色素沈着や肌の老化を防ぐ効果が高いと考えられています。

しかし、いずれの指標も数値が高いほど紫外線を防御する効果が高くなる反面、肌への負担も大きくなります。そのため、いくら効果が高いからといってSPF値やPA値の高いものばかりを使用することはお勧めできません。
日常使いであれば、SPF10~30、PA++などの商品で十分な効果を得ることができます。これらの商品は、数値の高さ=効果をうたうためだけではなく、使用するシーンに応じて適切な紫外線ケアがおこなえるためにラインナップされているのです。