99%の精度なのに判定ミスも?知っておきたい「妊娠検査薬の種類と使用のポイント」 (2/3ページ)
このころから妊娠15週目(妊娠4ヵ月)ごろまでの妊娠初期は、胎児の脳や心臓などのいろいろな主要器官ができ始める重要な時期で、胎児が外からの影響を最も受けやすい時です。
妊娠しているかどうかをできるだけ早く知ることは、栄養摂取や、薬の使用に充分に気をつけるとともに、飲酒、喫煙、風疹などの感染症や放射線照射(レントゲン)などを避けることができます。
胎児の健全な発育と母体の健康にとって、早期判定はとても大切なことなのです。
■妊娠検査薬の結果(陰性・陽性)と精度は?市販されている妊娠検査薬は、ほとんどが99%以上という高い精度です。妊娠検査薬の正確な判定には、正しい時期に正確な方法で使用するかがポイントです。
精度が高い妊娠検査薬とはいえ、さまざまな原因によって陰性か陽性かが逆になってしまうことがあります。たとえ最初の検査で陰性結果が出ても、数日経つと陽性になるような場合もありますので、周期通りに生理が始まらないような時は、再検査をしましょう。
■判定が間違っているときの主な原因誤って陽性となるときに考えられる要因は、不妊治療などで性腺刺激ホルモン剤などの投与を受けていたり、高度の糖尿、蛋白尿、血尿、またhCG産生腫瘍などの場合が挙げられます。一方、陰性となる時は以下のことが考えらます。
・生理の周期が不規則な場合
・思い違いにより日数計算を間違えた場合
・妊娠初期で尿中hCG量が充分でない場合
・大量に水分を摂取して尿中のhCG濃度が薄まった場合
・異常妊娠の場合(子宮外妊娠など)
・胎児異常の場合(胎内死亡、稽留流産など)
・胞状奇胎などにより大量のhCGが分泌された場合
いずれにせよ、正確な判断をするには医療機関の受診をしましょう。
病院では、問診後、尿検査、超音波検査、内診、血液検査で妊娠の確定を行います。超音波検査で確認できるようになるのは妊娠4週後半になります。
月経の周期は妊娠の診断や分娩予定日を決めるときの大切な情報になりますので普段から記録しておくといいですね。