本当に成功するデートって?初めては映画にすべきポイント3つ (2/3ページ)

オモタノ

こうしたとき、先に映画を観ていればいくらでも話題は広がる。ストーリー・音楽・映像・キャストなど、総合的に楽しめるのが映画だ。理解が至らなかった点など、互いの意見で補い合えるのも醍醐味。一人で観に行くだけでは味わえない映画の奥深さを実感できるだろう。

3. 会話もないからこそ深まる関係性もある

次は「面白くもない映画に当たったら、後が悲惨」という意見に反論しよう。私自身、かつて恋人と無計画に映画館へ行き、たまたま到着したときにタイミングよく上映されていた知らない映画を観たことがある。内容は競走馬の物語で、私も恋人も興味のない内容だった。一人で観ていたら「チケット代をムダにした」とガッカリしていたことだろう。

だがどんなに興味のないものでも、二人で観たことで印象は変わる。自分がツマラナイと感じたところに、ひょっとしたら相手は感動しているかもしれない。ともかく終わるまでは黙って観るのみ。テレビ番組を二人で見ているときのように「つまらない」と途中で口を挟み、楽しんでいる相手の気を散らしてしまってけんかになることもない。

そして最後まで見終り、やはり二人とも楽しめず「面白くなかったねー」と言い合うのもまた、互いの意見が一致したということでうれしいもの。どんなラストで終わっても、時間が共有できたことでトータル的に満足の結果になるのが映画の良さである。

最後に、お互い無言で同じ時間を共有しなければならないのは映画に限った話ではない。演劇や演奏会、プラネタリウムだって同じ。映画によってデートが失敗するのは、映画が悪いのではなく、そもそも映画すら二人で楽しめない互いの関係にこそ問題がある。

デートを失敗しないために映画を避けるのではなく、映画ぐらいはちゃんと楽しめる関係かどうか見極めるために、最初のデートは映画から始めてみるというのもオススメだ。

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