空気の汚染でドライアイになる?PM2.5や黄砂などが目に与える影響とは (2/2ページ)
黄砂は大気中を浮遊する間に、二酸化窒素(NO2)や硫酸塩エアロゾルなどを取り込み、有毒な黄砂となって日本へと飛来します。
黄砂による目の症状は粒子によるかゆみや充血だけではなく、時にはアレルギー性結膜炎などにも結びつくのです。また近年のアメリカの研究では、大気汚染がドライアイの原因になるという調査結果が報告されています。
この研究をおこなったのは、マイアミ大学病院のバスコム・パルマー眼科研究所。それによると、大気汚染のレベルが高いニューヨークやシカゴ、ロサンゼルス、マイアミを含むほとんどの大都市圏では、ドライアイの患者数が17~21%という高い有病率を示したそうです。都会に暮らす我々にとっても、人ごとではありませんね。
夏にひそむ危険!ビーチの潮風や土埃にも注意して!これからの季節、海水浴を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。なんといっても、夏はレジャーの季節。海に山にと、思う存分エンジョイすることは心身にとって非常に有意義なことです。
しかしPM2.5のような汚染物質とはいえないまでも、潮風やビーチの砂埃も目にとってよい影響を与えないことがあるので気をつけましょう。特に潮風や紫外線は、“目のシミ”とも呼ばれ白目が黄色く隆起する「瞼裂斑(けんれつはん)」や、結膜(白目の部分)が黒目へ向かって伸びてくる「翼状片(よくじょうへん)」の原因になるといわれています。
ですから、レジャーの間にも目薬を持参したりサングラスを着用したりするなど、十分なケアを心がけることが大切です。
《参考:東京都環境局 – 微小粒子状物質(PM2.5)対策》