【もう辞めたい!】仕事がつらいときを乗り越えるコツとは?

ANGIE

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一日に多くの時間を費やす「仕事」。だからこそ楽しんで働きたいと誰しも思うはず。しかし、現実はハードでうまくいかないことばかり……。そこで今回は、「仕事が辛い!」ときの乗りこえ方をご紹介します。

お話を伺ったのは、8年(!)もの下積みをへて、今年の5月にスタイリストデビューしたばかりの美容師「air-GINZA tower」の武井歩美さん。

落ちこむ気持ちをバネに夢に近づいていくお話に、聞いているこちらまで勇気をもらいました!


武井さんが美容師になろうと思った理由は?


まずはスタイリストデビュー、おめでとうございます! そもそも、武井さんはなぜ美容師になろうと思ったのでしょうか?

「ありがとうございます! 美容師になろうと思った一番の理由は、地元の群馬から東京に出たかったからです。

調理師や服飾関係とかも考えたんですけど、美容師という職業が流行っていたし、高校生のときにおしゃれな美容師さんが雑誌のスナップに載っていたりして、憧れたっていうのも大きいです」(武井さん)


辛かった時期はありますか?


憧れから美容師を目指した武井さん。晴れて美容院airに入社したわけですが、これまでに最も辛かったのはどんなときですか?

アシスタント1年生のときは、やっぱりしんどかったですね。はじめて社会に出て、言葉づかいもうまくできないし、お客様ともスムーズに会話できなくて、自分が情けないというか、もどかしい気持ちでした。とくにコミュニケーション面で先輩から注意されることが多くて、お客様にドリンクをお出しするタイミングが合わず、よく“気づかいが足りない”と言われてましたね……」(武井さん)

「美容師は体育会系」だと言う武井さん。その言葉通り、先輩が後輩を育てるという意識がとても高く、武井さんも8年間、先輩方の(愛のある)厳しいご指導を受けていたのだそう。

しかしこれを、愛ととるか説教ととるかで未来は変わります。説教と感じてしまった武井さんの同期たちは、アシスタント業務に耐えられず退職してしまう人も多かったそうです。





では、武井さんが強靭なハートの持ち主だったかというと、そうではありません。

「教えてもらったことがうまくできなくて、ガツンと先輩に怒られたりするとヘコみますね。顔に出やすいタイプなので、落ちこんだ気持ちを引きずって接客してしまったこともあります。そんなときにシャンプーで荒れた手をふと見て、さらに落ちこんだりして……」(武井さん)

みなさんも、こんな経験があるのではないでしょうか? 女性はとくに、目にうつる疲れた自分の姿を見て、ネガティブな気持ちが加速したことがきっとあるはず!


モチベーションになった先輩の言葉とは?


辛い気持ちを奮いたたせるのも、やはり先輩方からの言葉なのだそう。武井さんが今もずっと大事にしているという先輩の言葉が、こちら。

“お客様に伝えたぶん、お客様も返してくれるから”

おもてなしの心や、キレイにしてあげたいという気持ち、それらを大切にしている姿勢は必ずお客様に伝わるというものだそうで、スタイリストになった今もその心構えを軸に、お客様と接しているそうです。

先輩の言葉に落ちこむ反面、指標となるのもまた先輩という存在なんですね!


辛いときはどうしていますか?


武井さんの強さは、「落ちこんだ……」「自分にむかつく!」「悔しい!」と感情をさらけ出すところにあるようです。

「落ちこむときはとことん落ちこんで、できない自分に悔しいと言い続ける。できている人はいるのに、自分は負けるのかよ! と心で叫ぶんです(笑)。あとは、浜崎あゆみさんの曲をきいて、強めな歌詞に背中を押してもらいます。たとえば、『BOYS & GIRLS』や『evolution』などの勝ち気な雰囲気の曲ですかね」(武井さん)

キュートな笑顔と、ふんわりとした話し方からは想像もつかないほど、芯はホットな武井さん。「悔しい〜!」と言いながらも、とても楽しそうなお顔が印象的でした。



辛いと思っている自分にきちんと向き合い、自分と周りの人を全力で信じる。武井さんから、そんなまっすぐな夢の叶え方を教わりました。

※武井さんにヘアチェンジを頼みたい方はこちら

※取材協力:air-GINZA tower、LOVEST銀座 by air


Photo by GOTA

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