大フィーバー!「ポケモンGO」ブームに闇社会が不敵警告! (2/2ページ)

アサ芸プラス

ユーザーがそのゲームには直接アクセスしなくても、メールを開いただけで、ケータイ内の各種パスワードやアカウントから個人情報まで抜いて、チャージされた電子マネーを海外の別口座に転送。さらには、他人のデータを使って通販で買い物だよ。届け先を空き家にして、買った商品は現金化。請求だけは持ち主に行くってわけだ。1万~2万の控えめな買い物だと携帯課金で被害に気づかないのもいるみたいだな」

 過去にも、他人のケータイやパソコンのデータを乗っ取るというサイバー犯罪は横行してきたが、ポケモンユーザーはゲームの世界に没頭するあまり、周りが見えない向きも多く、さらなる犯罪被害者を増やしてしまいそうなのだ。

「ロリコンDVDが闇で高値販売されて、売れに売れてんだよ。それぐらい変態はそこら中にいっぱいいるから、誘拐や性犯罪も当然出てくる。射幸心をあおるように、捕獲しづらいレアなポケモンがいるらしいな。SNSでポケモンユーザーのガキに呼びかけて、その居場所を教えればホイホイ寄ってくるよ。集まってくる中から、目当てを見つけて、同じ方法で別の場所に誘導していくってやり方だけど、ハナからデータを買っておけば、年齢や容姿、クレジットをたくさん持ってるかだってわかる。変態は一人で行動するかもしれないけど、結局、データを売ってるのはヤクザもん。1件2万円で取り引きされるデータもあるってな」(前出・ヤクザ関係者)

 ゲーム業界関係者は行く末をこう案じている。

「犯罪被害が増大して、社会的批判があまりに高まると配信停止の措置が取られます。もしそうなった場合、課金した多くのユーザーから莫大な損害賠償が請求されるでしょうね」

 現実世界では、“モンスター”がプレイヤーをゲットしようと狙っているのである。

「大フィーバー!「ポケモンGO」ブームに闇社会が不敵警告!」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 8/11号ポケモンGOサイバー犯罪歩きスマホゲーム社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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