「運がいい人と近づきたい!」はNG? 運を人間関係に持ち込むとマズい理由 (2/2ページ)
人間はパワーストーンやパワースポットではない、つまりモノや場所ではないのですから、「運がよくなりたいからアナタとお友達になりたい!」というのはどうかと思うわけです。ちなみに美意識が高い女子の間では「ブスは『伝染』する。『キレイ』を保つためにはキレイな女友達を持つ」というのが常識となりつつあるようですが、「運がいい人と付き合いたい!」という発言にもこれと似たような冷酷さを感じます。
そうはいっても、ポジティブで行動力のある人と関わったほうが、運やパワーとまではいかないまでも、生き方においていろいろと参考になるところはありそうです。逆にあまりにもネガティブで人の足を引っ張るような人と友達になると、せっかくのこちらのやる気も奪われてしまいますよね。
「運が良い人と付き合いたい!」と自分から公言するのは、相手にとってあまりいい印象を与えないかもしれません。でも反対に、もしも貴方が周囲から「運がいい! お友達になりたい!」と思われているなら、相当なポジティブオーラの持ち主かと思われますので、胸をはって突き進んでください。
いろいろと書いてしまいましたが、もしかしたら「運」というものは、どこか得体のしれないものだから、みんないろんな形で運に近づこうとしているのかもしれませんね。
文・サンドラ・ヘフェリン
プロフィール/ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴18年。日本語とドイツ語の両方が母国語。自身が日独ハーフであることから、「ハーフといじめ問題」「バイリンガル教育について」など、「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。コミックエッセイ「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?」(KKベストセラーズ。原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ)が発売中。