2大会連続の金メダルは遠く----セレナ・ウイリアムズ3回戦敗退 [リオ五輪] (3/3ページ)
次をキープして3-1とリードしたスビトリーナは、大番狂わせまであと3ゲームと迫った。
しかし、セレナも静かに去ったわけではない。
次のサービスをキープし、それからブレークを果たして3-3と追いつく過程でセレナは喜び、あるいは自分への抗議のために腕を振り回しながら、あるポイントのあとには「カモン!」と声を挙げ、別のポイントのあとには「あああっ!!」と絶叫した。しかしテニス界最大のファイターのひとりである彼女は、それからは、ただしぼんでいったのである。
セレナが1ゲームに5度ダブルフォールトをおかすというのは、奇妙なことでもあった。ふたたびブレークされて3-4となったとき、セレナは前かがみとなり、ラケットを2度地面に打ちつけた。彼女は前夜にも、お粗末な第1セットの間にラケットをコート脇の椅子に叩きつけて壊していた。その試合で彼女は通常、大概そうであるように流れを逆転させることに成功したのだが、今回に限っては、形勢逆転はならなかったのである。(C)AP