LINEやビジネスメールのマナーも学べる!幼児期から「筆まめ」にしておくと良い理由とは?
今はLINEやメールという便利なものがあるので“お礼状を書く”なんてことはめったにありませんよね。
年賀状の発売枚数もドンドン減り、年始の挨拶もメールで一斉送信で済ませている人も多くなっています。
でも、いつの時代も手書きであろうとメールであろうと、文章を書くことから一生逃れることはできません。
そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が、将来“筆不精”にならないための幼児期からの習慣についてお話します。
■文字が書けなくても伝えられる今は2~3歳の子でもスマホを可愛い指でスクロールして遊んでいたりします。でも、まさか幼児が特定の相手とLINEやメールでやりとりすることはしませんよね。
人生ではじめて文字を書く体験は手書きの手紙だったりします。色紙の裏に字らしきものを書いてお友達や先生とやりとりします。
また、夏休みやお正月休みがあります。担任の先生に葉書を出したり、おじいちゃん、おばあちゃんが田舎にいればお手紙を書くチャンスもあります。
この機会をぜひ利用しましょう。まだ、ひらがなが書けなくても、ママが書いた暑中見舞いや年賀状に“絵らしいもの”を描かせることはできます。クレヨンでグルグルでもいいのです。
受け取った側もとても幸せな気持ちになります。
そして、4歳~5歳になって少しずつひらがなが書けるようになったら「ことしもよろしくおねがいします」「○○せんせいおげんきですか」の葉書を先生や親戚に書かせましょう。
こんな積み重ねの体験をしていると「文章を書くのがおっくう」にはならなくなります。
■小さいころから返事やお礼のマナーを習慣に
ビジネスの世界ではメールの“24時間ルール”があります。
お客様から受け取ったメールには24時間以内に返事をするのがマナーです。
出先でメールを受け取った時、長い返事の文章は書けなくても「メールの件、かしこまりました。今、出先ですので社に戻りましたら、詳細をお返事致します」の返信をするかしないかでグッと信頼度が変わってきます。返事をしないことでお客様を失うこともあります。
友達どうしでもLINEやFacebookで“既読サイン”が付き、読んだ証拠は残しながら、何のメッセージもないと何だか不快になったりしますよね。(これがまたトラブルの元になったりしますが……)
それから、他人の家を訪問するのに素性を明かさないでお邪魔することはありません。ところがFacebookで友達申請するのに何のメッセージもいれない人もいます。
小さいうちからお礼の一筆を書く習慣がないと、仕事でもプライベートでもたかがこれしきのことで心の負担になり省いてしまうのですね。
■「苦手だからやらない」はコミュニケーションから逃げている文章を書くのが苦手な人が本を出版しようとしたり、ブログやFacebookを始めると自分の楽しみのために手をつけたはずなのにいつしか、自分を苦しめるものに変わってきてしまうことがあります。
するとつまらないブログになり、更新がなかなかされず、アクセスする人が激減したりします。
人にはそれぞれ得意、不得意があります。文章を書くことが苦手な人もいます。
ですから「周りがやっているから私もブログを始めよう」とつられて真似しない勇気もときには必要ですよ。
でも、ブログはやらなくても、人とコミュニケーションをとるために、メールをしたりお礼状を書くことは嫌でも一生ついて回ります。
苦手だからと逃げている訳にはいきません。小さいうちから当たり前の習慣で躾けていると苦になりませんよ。
いかがでしたか。
筆者は30年も前から“先生業”をしていますが、昔は半分以上のくらいの生徒が年賀状をくれました。今は親世代がSNSで育った世代のためか、担当生徒のうち年賀状や暑中見舞いをくれる生徒は、1割にも満たないです。
でも、先生だって感情をもった人間です。手紙をくれた生徒に対しては一目置こう、可愛いと思ってしまいます。
こう考えると、「筆まめにしておくこと」ってとっても得なことだと思うのですが、皆さんはどうお感じになりますか。
【参考・画像】
※ spass、Tomsickova Tatyana / Shutterstock
※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動。自閉症児の母。著書は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』ほか多数。
オフィシャルサイト http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/