【プロ野球】オリックス・中島宏之は復活できるのか? (1/2ページ)
- タグ:
-
中島宏之
-
オリックス・バファローズ
-
野球太郎
-
プロ野球
プロ野球も8月に入り、残すところあと2カ月ほど。前半戦で活躍できなかった選手は、ここで巻き返しを図ろうとしているに違いない。そんな選手のひとりが、中島宏之だ。
ここまでなかなか活躍できなかった“ナカジ”は、残りのシーズンで存在感を示すことができるのであろうか?
※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題!
■活躍できなかった前半戦
中島は今季、3度の登録抹消を経験している。1度目の抹消は右ふくらはぎ痛のためだったが、後の2度はいずれも打撃不振による調整のためだ。開幕から3度目の抹消となった6月26日までの成績を見てみよう。
132打数/31安打/打率.235/本塁打2/打点11
この数字ではやはり寂しい。中島の年俸に見合った成績とはいえない。
■代打を出された中島
3度目の抹消後、中島はファームで約1カ月調整。自身の誕生日に間に合わせるかのように7月30日に1軍登録。即スタメンで出場。二塁打を含む2安打を放ち、調整の成果を見せる。
8月5日、京セラドームでのロッテ戦。2点差を追いかける展開での8回、無死一、二塁で中島に打順が回ってきた。中島の一発に期待というところだったが、代打に鈴木昂平が起用された。送りバント要員である。
得点のチャンスに、中島に対して代打を送るのはいかがなものだろう? 現地で観戦をしていたのだが、中島に代打を送れというヤジもあったし、中島に打たせろという意見もあった。わたしは、中島に代打を送るこの起用をとても寂しく思った。なんのために中島を1軍にあげたのだろう。