言葉だけのしつけはNG!「百聞は一見にしかず」視覚的にも訴えるのが効果的な理由

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言葉だけのしつけはNG!「百聞は一見にしかず」視覚的にも訴えるのが効果的な理由

心に響かない叱り方と、響く叱り方があります。

毎日毎日、同じことを注意しているのにちっとも言うことを聞かないのは、ママの気持が伝わっていないからかもしれません。

そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が「女優になってしつけけましょう」についてお話します。

■耳だけに訴えると効果は薄い

言語によるメッセージと非言語によるメッセージ。人を感動させるにはこの両方を使うと効果的です。

前者は“話の内容・言葉・話し方・言い方、声の調子、高低、早さ、リズムなど

後者は“ボディランゲージ、態度、姿勢、顔、服装、視線”です。

ですから、どんなに素晴らしい内容を話していても声のトーン、メリハリのあるスピード感、身体の動き、服装や表情が印象に残らないと残念ながら相手には「ほとんど伝わっていない」なんてことになります。

皆さんも有名な○○先生の子育て講演会を聞きにいったところ、知名度や社会的地位や講演内容は確かに立派だけれど、講演がスタートして5分も経たないうちに睡魔が襲ってきたことってありませんか?

話の内容はよいけれど、つまらない話をする人。反対にたいした話をしていないのに、なんだか惹き込まれる人もいますよね。

伝わらない原因は声が聞き取りにくくボソボソ話していたり、インパクトなく見た目も印象がない……つまり、“エンターテイメント性”がないので聴衆は退屈するのです。

■言葉だけでしつけようとする悪い例&良い例

子どもを叱る時も同じです。話が下手な講演者のようになってはいけません。

●悪い例

抑揚のない声で「ダメでしょ」と言う。

顔を変えないで普通に「ダメでしょ」と言う。

皿洗いしながら、エプロンやジャージ姿で叱る。

叱っているのか褒めているのかわからない中途半端な抑揚のない話かた。

●良い例

いつもと違うドスの効いた声で話す

子どもがやってはならないことをした時は、ママは仁王像、般若の顔に変身する。褒める時はモナリザやマリア様に変身

叱る時、褒める時の落差、ギャップを付ける

母も子どもも正座をし改まる。場所も別部屋に移動する。ママも服装をブレザーを羽織るなどして普段と見た目を変える。

つまり、言葉の内容だけではなく声のトーン、高低、顔つき、服装、部屋などの環境まで変えるのです。

すると、いつもと違う、ただならぬ雰囲気を子どもは察します。こうして緊張感やけじめを持たせるのです。

すると何も言わないうちから「いけないことをしてしてしまった……今度からは同じことで注意されないようにしよう」と思います。

筆者も子ども達に授業をしています。教室内が騒がしいとき口喧しく同じことを注意するよりも、教室の中央に立ってピクリとも動かないで子どもをジーッと見回すと、何も言わなくても子ども達は静かになります。

言葉がゼロでも伝わるのです。

いかがでしたか。

「百聞は一見にしかず」のことわざの通り、耳に訴えるだけではなく、視覚にも聴覚あらゆる手段で訴えるのです。100回言うより1回で効果があったりしますよ。

【参考】

※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動。自閉症児の母。著書は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』ほか多数。
オフィシャルサイト http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/

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