【実現したらどうする?】月末金曜日の15時を退社時刻とする“プレミアムフライデー”構想

Amp.

日々忙しい仕事に追われ、夜遅くまで会社に残っている方々は、常に「早く帰りたい」と思いながら仕事をしているのでしょうか?

そんな人はなかなかお金を使う機会もなく、貯金は貯まっていくかもしれませんが、それによって経済が滞ってしまうという懸念もあります。

そんな現状を打破するために、経団連が個人消費を増大するために、まさかの月末金曜日の15時を退社時刻とする“プレミアムフライデー”構想を考えていると発表しました。

【関連記事】

【定時退社は“悪”なのか?】残業して“当たり前”となっている日本の風潮がヤバイ

月末の金曜日は15時に退社できる…!?

現在、日本政府は2020年までに国内総生産(GDP)の600兆円実現を掲げています。しかし、この実現には現在300兆円にとどまっている個人消費を360兆円に引き上げることが欠かせないと言われています。

そんな個人消費を換気するために、経団連が8月12日に発表したのは、月末の金曜日は15時に退庁・退社させる“プレミアムフライデー”構想です。この早い時間での帰りに合せて、流通・旅行・外食業界のセールやイベントを開催し、個人消費を高める方針も考えられています。

この“プレミアムフライデー”を経団連は早くも10月には政府に先行して実行計画を策定していくようです。


15時に帰ることができるなんて、なんとも嬉しい構想のように思えますが、この“プレミアムフライデー”には、Twitterにてさまざまな意見が集まっていました。

Twitterの反応

出典: Twitter

やはり、この15時退社という施策が実現すれば、単純に自分の時間が増えるので嬉しいですね。

出典: Twitter

とくに、普段遅くまで会社に残って仕事をしている方などは、その実現を切に願っているようです。

出典: Twitter

一方で、一日だけ早く帰れる日を作るよりも、日常的に退社時間を早くした方が、消費につながるのでは?という声も届いています。

出典: Twitter

また、肝心の給与が増えてくれないと、早く帰ったところでお金を大手を振るって使えない懸念もあります。

出典: Twitter

家庭の財布のひもを握っている専業主婦は、夫のムダ遣いが増えるもとになるから困るという批判の声も…

出典: Twitter

いくら素晴らしい構想だとしても、“サービス残業”や“ノー残業デー”に残業をしている人がいることを考えると、それがどこまで会社が遵守するのかはわかりません。

このように、この構想で得をするのは、結局お金や時間に余裕のある一部の人たちだけでは?という批判的な声が多く届いています。
実際に実現することができるかはまだわかりませんが、この構想には良くも悪くも熟考の余地がありそうです。

あなたはこの”プレミアムフライデー”構想について、どう思いますか?

「【実現したらどうする?】月末金曜日の15時を退社時刻とする“プレミアムフライデー”構想」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会政治・社会社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る