女優・黒谷友香に直撃!「美人画」のモデルとなった竹久夢二の妻を熱演 「とても強いエネルギーを持った、激しい2人なんです」 (1/3ページ)
日本最初の"ポップアート"アーティストとも形容される竹久夢二の生涯を、愛をキーワードに描いていく駿河太郎主演映画『夢二~愛のとばしり』が公開中だ。我々がイメージしている竹久夢二像だけでなく新たな発見も多い作品で、「彼の絵について調べていくうちに、いろいろな人生模様を目の当たりにして、絵の印象さえ変わってくるほどでした」と夢二の妻・たまき役の黒谷友香も驚いたそう。本当の竹久夢二、そして妻たまきとは――
――本作に出演したことで、竹久夢二についての新たな発見はありましたか?
もともと夢二本人について知っていることはありましたが、わたしが演じるたまきさんと結婚して離婚して、またよりを戻すということを繰り返していたことや、お店を経営していたことなどは初めて知り、それは驚きでした。彼の絵について調べていくうちに、いろいろな人生模様を目の当たりにして、絵の印象さえ変わってくるほどでした。
――そのたまきという女性像については、どのように受け止めて演じましたか?
映画を観る方は、そのあまりに激しい性格に共感してくれるかな(笑)。演じている時は彼女の心情を理解しようと思い、最後のシーンまでどうつなげていこうか考えていました。渦中にいないとなかなか本人のことはわからないと思うので、難しかったです。ただ、彼女のように激しい人じゃないと、夢二の才能を受け止められなかったのかなと思いました。
――まるで夢二の作品は、彼とたまきの共同作業だった、という印象を受けました。
わたしもそう思いました。映画を観てくださる方も、彼女がいたから夢二の作品が生まれていたと、そう改めて感じていただけるのかなと思っています。表に出ている絵ではなくて、裏の所で支えている人ですよね。そのことを知ってほしいですね。美しい才能を引き出した、本人だけでなく周囲も影響を与えていたことを知ってほしいです。
――たまきは、ただ強いだけではなく、夢二の創作エネルギーの源にもなっています。