SMAP解散を元ジャニーズ平本淳也が解説「ジャニーさんに中年愛はなかった」 (3/5ページ)
またグループの解散を機に独立や移籍をするのも定番的行動で、ジャニーズ事務所に残るのは僅かなジャニーさんのお気に入りのみ許されることだ。現役では前出した光GENJIの内海や佐藤アツヒロ、男闘呼組の岡本健一らは解散後から20年を経ても現役所属である。
忘れてはならない過去の最長記録は、グループの解散から残ったフォーリーブスのおりも政夫が40過ぎまでジャニーズに残っていたが、年齢と在籍だけなら近藤真彦がその記録を抜いて第1位を継続中だ。一方、グループ外では最初からソロで活動してきた田原俊彦が33歳(独立時)で最年長だったはず。
いつの間にか中年だらけのジャニーズ事務所となり、どういうことかそれらしい少年が見当たらない......。Sexy ZoneやジャニーズWESTなど一部のメンバーが十代後半となるが多くが「大人」が占めるジャニーズのカタチが近年の認識だろう。
■30代の中年アイドルをプロデュースできないジャニーズそこで気が付いた"ジャニーズ論"がある。ジャニーさんは少年を育てて輝かせるプロではあるが、オジサンをどうこうする趣味がないだろう。一桁代から十代の少年たちをプロデュースさせたら間違いなく世界一のテクニシャンではあるが、30代を超えたアイドルたちに何の興味が湧くのだろうか......。
ふと思うところである。芸能界で不動の地位を築いた半世紀の歴史を持ち、いくつものギネス記録を保有しては世界にその名を知らしめた正真正銘、天下の御仁であるジャニーさんは中年アイドルを扱っている現況は初体験である。言い換えれば、今回のSMAPの件についても過去に例がない初めての経験を目の当たりしているわけだ。
何でも言うことを聞いて必死で頑張っている子供たちは大好きだろうし、扱いも随分と楽だと感じるしそれは共感も覚えられる程度だが、逆に自信は満々で、何億もの収入を得ていて金にも困らない40歳の大人の扱いとは極端に違うことも頷ける。
今回もジャニーさんはSMAPのメンバーを「自分の子供たち」と表現しているが、当のメンバーたちとは随分と開いた温度差がありそうだ。