海外で家造りをする大学生!? 立命館アジア太平洋大学の「ハビタットAPU」に話を聞いてみた! (3/4ページ)
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私たちは大学生になるまで実家暮らしをして、大学に入学すれば1人暮らしをするなど何不自由のない生活を送っています。いつも出掛けるときは自分の家を出て、用が終われば自分の家に帰ってくる。家があるのが当たり前の生活をしています。しかしハビタットAPUに所属してから、アジア諸国の貧困住居問題について考えるようになり、家があることが当たり前ではない家族が世界中にはたくさんいるという事実を学びました。
――日本人にとっては考えられない世界ですよね……。
山中さん そういった事実を知り、海外に家を建てに行きました。僕が初めて活動に参加して訪れた国がインドでした。インドの村の人々はある程度家を保持していたのですが、見るからにぼろぼろで実際に人が住めるような場所ではない、そう思ってしまいました。でもそこに住む人たちからすればそれが当たり前です。最初はその差を知って複雑な気持ちになりました。しかしそこで「自分はインドに何をしに来たのか」を熟考して出た答えが、「現地の人たちにも家の大切さ」を知ってもらいたいということでした。
――家の大切さをあらためて知ってもらう、ということですね。
山中さん 本当に知ってもらえたかは定かではありませんが、家を建てることで「その人の幸せ」を建てることができたのだと感じました。これは今までの経験の中で一番濃いものになりました。周りから見れば自己満足だと思われるかもしれませんが、自分のしたことに間違いはないと誇りを持って言うことができます。
■自分を信じて継続する大切さ

――ハビタットAPUとしての今後の展望、また山中さんご自身の将来の展望があれば教えてください。
山中さん 今年で10周年という節目の年となりました。APUの中で10年以上続いているサークルはそう多くはありません。