痛すぎてもう無理です~!ママ&パパの「母乳育児お悩みあるある」とは
寝ても覚めても母乳、母乳、母乳!
そう、待望の赤ちゃんとの対面が叶った途端に始まるのが“母乳に苦労する日々”。
筆者も産後の入院中には何度も母乳育児にくじけそうになりました。
今日は「母乳育児のリアルな体験談と搾乳機の取り入れ方」を、ご紹介したいと思います。
■こんなに辛いの?必ずみんな経験する「母乳トラブル」あるあるこの動画を見て、かなり共感しました。本当に“母乳は1日にしてならず”なんです!
動画の中でもママたちが口をそろえて話していますが、赤ちゃんは最初おっぱいを飲むのが下手なので、ママの乳首は傷だらけになりがちなんです。
筆者も入院中、助産師さんに24時間アドバイスをもらいながら何度も何度も赤ちゃんに上手におっぱいをくわえさせる練習をしていたのですが、2日目あたりから出血が……、赤ちゃんの口は血だらけ……。
「もう無理です~」と半泣き状態で助産師さんに泣きつきました。
臨月に入ってからは、おっぱいマッサージを毎日していたのですが、「まだまだ硬いね」と言われ、その硬さのせいで赤ちゃんが吸いにくいというのもあったようです。
赤ちゃんにおっぱいをあげるのは喜びのはずなのに、授乳の度に痛みとの戦いで滅入ってしまうのが本音。
出産の痛みのことばかり恐れていましたが、こんなに授乳が痛いとは……! 想定外でした。
■搾乳機は必需品!おっぱいがスーっと楽になる
そんな授乳の戦いもピークになり、助産師さんに“搾乳”を勧められました。
搾乳機で母乳を搾って、哺乳瓶で赤ちゃんに飲ませると乳首の傷がみるみる治り始め、少しずつ楽になってきました。
ただし、おっぱいは搾乳よりも直接赤ちゃんに吸われた方が断然母乳が生成されて出がよくなるし、赤ちゃんがおっぱいを吸う方法を練習していくためにも、毎回搾乳機を使うのではなく、搾乳と直接授乳とでうまく勧めていくほうが良いんです。
筆者がやっていた方法は昼間は搾乳、夜間は直接母乳というもの。理由としては、夜中に赤ちゃんが泣いてから20~30分搾乳機で絞るのを待つのは厳しいからです。
待たせている間ずっと泣いていては、パパが起きてしまうし、近所迷惑にもなりますので、夜中だけは痛みをこらえて授乳をしていました。
ただし、新生児の夜間の授乳は多い時は1~2時間おきになることも。さすがに夜間の授乳で5回6回も直接あげるのは辛いという時には、寝る前に1回分搾乳しておき、夜間授乳の1回目はその母乳を与えるようにしていました。
それだけでもおっぱいの痛みの負担はかなり軽減されます。
■パパにも授乳できる喜びを
ママが出産し、ママが母乳をあげて、というように最初のうちの赤ちゃんとの関わりは、断然ママの方が濃密です。
筆者の夫はかなり娘に溺愛なのですが「ああ、自分で出産と授乳ができたらなんて幸せなんだろう」と当時口癖のように言っていました。
搾乳をし始めてからは、できるだけ夫に哺乳瓶で子どもに与えてもらいました。
そうすると、自分が与えるミルクでカプカプ赤ちゃんが飲んでくれることに喜びを感じていました。
搾乳をすることで、男性の育児参加にも大きな影響を与えますので、ぜひオススメしたいです。
いかがでしたか?
多くのママが乗り越えている“おっぱいトラブル”は搾乳機の上手な取り入れ方によって解消できます。結局筆者は産後2ヶ月まで毎日搾乳機を使いました。
また完全母乳で育てたいけど、数時間預けたい時にも搾乳機があれば安心です。
手で絞ることもできますが、手が疲れますので、母乳育児に搾乳機は必需品だと思います。
【参考・動画】
※ 母乳育児の困ったコト、どうしてた?<ビックリしたコト> ぼにゅ育 ピジョン – YouTube
※ 母乳育児が僕たちをパパにしてくれた ぼにゅ育 ピジョン – YouTube
【画像】
※ SvetlanaFedoseyeva / Shutterstock
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガ・アーユルヴェーダ・おむつなし育児アドバイザーの分野で活動。自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立し子連れのママヨガやマタニティヨガは大きな反響を集めています。また2015年に第一子を出産。自然な生活・自然な育児をモットーに、妊婦さんや産後のママのサポートに励んでおります。最近ではカジュアルにオシャレなウエディングができる“古民家ウエディング”の企画を立ち上げました。1泊2日の滞在型で家族の絆を深める場を提供します。