下品なマウンティング三昧!大金ゲットで豹変する「傲慢症候群」 (2/3ページ)
そして、お金や地位のある男性と結婚した知り合いの女性たちに対しては、「あんた、玉の輿狙いね」などと揶揄し続けてきたというのです。
ところが、あるとき、この女性の状況が一変します。母親が病死し、思いもよらず遺産相続で大金を手にすることになったというのです。
すると一転、まず彼女は外車を買い、次いでタワーマンションの高層階の部屋を2戸買い、娘夫婦に1戸を与えたのだそうです。さらに孫には、ヨーロッパ製のおもちゃをたくさんプレゼント。
そして娘の夫に向かって「あなたに甲斐性がないからと言って、娘にみじめな暮らしはさせられない。だから私が買ってあげるの」といい放ち、自分の夫に対しても「あなたが安月給だから、私は苦労している」というようになったそうです。
さらには以前とは別人のように、「国産車しか買えない人はかわいそう」「スーパーは民度が低いから、食材はデパ地下でしか買わない」「娘はしょっちゅうパリに買い物に行く」というようなことを、わざわざ周囲にいって回るようになったのだとか。
しかも、まわりから呆れられているにもかかわらず、本人は悪びれる様子がまったくなし。
■豹変する女性は元々金銭欲が強め!
つまり、この女性はいきなり大金を手にしてしまったことによって、お金の力を過信するようになり、その結果として傲慢になってしまったというわけです。
考え方も行動も以前とは一変したわけですから、驚かざるを得ません。
しかし著者は、「この変貌ぶりを見る限り、この人は過去の言葉とは裏腹に、もともと金銭欲が強かったのかもしれない」と分析しています。
つまり、親の遺産を相続するまで清貧を過度に美化していたのは、お金がほしくてたまらなかったのに、お金に縁がなかったから。
そのため、自己正当化せざるを得なかったからだということ。
だからこそ、大金が入った途端に豹変したのだというわけです。
ちなみに、散財しまくり、それを周囲にも自慢し、お金のない人を見下すというこの極端なあり方は、成金にしばしば見られる兆候だと著者はいいます。
ひとことでいえば、品がないのです。