「何でうちの子はできないの」と比較していませんか?その思考回路は子どもにも伝染します (2/3ページ)
■「人の不幸は蜜の味」は自然な感情かもしれない
皆さん、「シャーデンフロイテ」という言葉、ご存知でしたか?
これは、他者の不幸、悲しみ、苦しみ、失敗を見聞きした時に生じる“喜び、嬉しさといった快い感情”という意味です。
ドイツ語らしいですが「こういう言葉が当たり前のようにあるドイツは凄い!」なんて思いました。人として当然の感情。日本語に訳すと「人の不幸は蜜の味」ってところでしょうか?
誰でも一度は持ったことのある自然な感情だと思います。
■上には上、下には下がいる世の中
世の中は平等ではありません。皆がトップだったら社会は成り立ちません。官僚になる人もいれば、そうではなく陰で働く人もいます。
●どんなに給料上がっても、上には上がいて下には下がいる
●成績良くなっても、上には上がいて下には下がいる
他人の子どもとの比較、“相対評価”ばかりしていたら、幸せを感じることはできません。
どうして他人と自分を比較してしまうんでしょう?
おそらく、幼い頃からママ自身が親から「どうして皆は出来ているのにあなたは出来ないの」「○○ちゃんみたいになりなさい」と他の子どもと比べられて育ったからでしょう。
でもわが子には同じ思考回路を持ってほしくはありませんよね。
■自分が好きでいられる子どもに育てよう「こうであれば幸せだろう」という親の価値観を押し付けず、他の子と比べず、“ありのままのわが子”を受け入れましょう。
そうすると、子どもも大人になった時、自分にないものを嘆くことなく、他人を妬むこともなく「自分は生きているだけで価値がある」という自尊感情を持つことが出来ます。
「自分が好きであること」は後の人生でどれだけ失敗しても、壁にぶち当たっても、乗り越えられる力となります。
いがかでしたか。
子どもがテストで45点。クラスの平均点が70点であることを耳にしても「一ケタじゃないね。頑張って勉強していたものね」と認めてやりましょう。
そうすると人の幸せを妬むような大人にならないかもしれませんね。