泳ぎが苦手なお子さんでも楽しめる!水中で目を開けるコツと“水”にまつわる豆知識 (2/3ページ)
これは、ウイルス性結膜炎などの感染症が広がるのを防ぐために、プールの水に塩素を入れることが法律で義務付けられているためです。一定濃度の残留塩素を含むことが定められており、学校のプールだけでなく、スイミングスクールやレジャー施設のプールなどにも、もちろん塩素が入っています。
塩素は目にはあまりよくない成分ですが、塩素があることで感染症を防げているため、プールから出たあとのケアをしっかりして、対策をしましょう。
水中ってなんでぼやけて見えるの?
ゴーグルを使わずに水中で目を開けると、視界がぼんやりとぼやけて見えます。これは、光の屈折が関係しています。普段、わたしたちは“空気中の光”が屈折しながら角膜に入ってくることでものを見ています。
空気の屈折率は約1.0、角膜の屈折率は約1.38と0.38も違い、大きく屈折することを前提として目の機能が作られています。ところが、水中では、空気ではなく“水の中の光”が目に入ってきます。水の中の屈折率は約1.33、角膜の約1.38と近く、屈折が小さくなるため、目の中でうまく調整できなくなります。これが水中だとぼやけて見える要因です。
イルカの目をもつ「モーケン族」って知ってる?
海の遊牧民と呼ばれる「モーケン族」は、タイ西部に住み、暮らしのほとんどを海の中で過ごしています。そんなモーケン族の子どもたちは、水中でもよく目が見えているそうです。人は水中ではぼやけて見えるはずなのに、どうしてモーケン族の人たちは水中でも目がよく見えるのでしょうか。