ついに消滅!VHS時代の思い出...「手動でCMカット」「うっかり上書き」「AVを同級生と」 (2/3ページ)

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「空いてるテープどこ!?」

やはり録画の話題で、埼玉県のBさん(20代男性・学生)。

「直前に番組の放送を知ったときなんか、それを頭から撮ろうと思ったら大変でした。今ほどリモコンの感度も良くないし、家族一緒になってあくせくしていたのもいい思い出です」

今では番組表からボタン一つで録画予約ができるし、見逃し配信や全録、自動録画なんかも珍しくないが、VHSの時代には手動で日時指定をしたり、「Gコード」なんかを入力したりしなくてはいけなかった。ましてやBさんの思い出のように、その場で録画を始めようと思ったら、

「空いてるテープどこ!? ああ、番組始まっちゃう!!」ダビングだってひと仕事

今なら簡単にできる映像データのやり取りも、VHS時代にはちょっとした大仕事だった。宮城県のCさん(30代男性・アルバイト)は、

「ダビングしようと、2大のビデオデッキを友達の家まで自転車で持っていったことがあります。重くて大変でした......。しかもVHSは、ダビングすると画質が劣化してしまうんですよね......」

当時マニアの間では、貴重な録画をダビングし合うネットワークがあったそうな......。閑話休題。

デッキもテープも、意外と壊れやすいのがVHSだった。神奈川県のDさん(20代女性・公務員)から。

「父親が撮りためていた、昔の仮面ライダーのビデオがどうしても観たくて拝借したんですが、うっかりテープが壊れてしまい......父親に思いっきり怒鳴られました」

岡山県のEさん(30代男性・会社員)も、こう当時を振り返る。

「観終わってデッキからテープを出そうとしたら、テープとデッキの中身が引っかかり、テープに傷が付いたり、切れて見られなくなったことが何回かありました。あと、落としてふたが外れたことも......」思い出の録画、今も手元にあるけど...

ところで冒頭に紹介したとおり、VHSビデオデッキはすでに生産終了している。となると困るのが、当時がんばって撮りためたコレクションの扱いで......。

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