【ネットで大論争】解散した学生団体「SEALs」が残した足跡

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昨今話題となっていたSMAPの解散が報道された翌日、もうひとつ解散を発表した団体があったのを知っていますか?
日本の学生団体「SEALDs」です。

今までネットや報道を騒がしてきたSEALDsとは一体何者だったのでしょうか?
また、7月に新潟で行われた「フジロック」出演の際に、どのような議論があったのかをまとめてみました。

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SEALDsとは

出典: Twitter

2016年8月15日、戦後71年の節目をもって解散したSEALDs。
正式名称は自由と民主主義のための学生緊急行動であり、英訳したときの頭文字をとって、略称SEALDsと呼ばれていました。

2015年5月に発足した彼らは、主に憲法観や安保体制に危機感を感じて集った学生がほとんどです。
若者の政治離れや、日本に漂う政治的無関心の中、社会に向かって声を上げたのです。

長期的に社会運動をするため、またはメンバー達の人生設計を考慮し、緊急行動としての活動に区切りをつけたSEALDsは、解散当日に上記の動画を投稿しました。

今までの社会運動とは違い、SNSなどを駆使した先進的な社会運動は、国民の印象に強く残ったと思います。

メンバー奥田はフジロックフェスにも出演

出典: Twitter

先月24日から開催されたフジロックに、SEALDsの中心メンバーである“奥田愛基”が出演しました。
もちろん歌ったのではなく、出演するのはフジロック内で行われてきた社会的なテーマでトークなどを行う「ザ・アトミックカフェ」というステージです。

この出演が決まった際には、フェスで政治的主張をしても良いのかと言う論点で、ネットでは賛同派、反対派が論争を繰り広げていたのです。

音楽に政治を持ち込むな!

出典: Twitter

フェスで政治的主張をするべきでないという方々の意見の大半は、音楽を政治利用することへの反対意見がほとんどでした。

フジロックという音楽フェスの場をアーティストでもない奥田さんが利用し、主張を述べることに対する嫌悪感が拭いきれなかった人々が多く居たようです。

自由こそがロックだ!

出典: Twitter

“音楽を政治利用することが許せない”という意味で使われていた「音楽に政治を持ち込むな」という言葉でしたが、ネットの海の中では言葉がすれ違ってしまったようです。

賛成派はもちろん、元々反体制であるロックに政治的縛りをつける必要はないと述べていました。
歌を含め、芸術や文化は愛だけを語るものではなく、政治や社会への風刺もあるからこそだ!と考える人も多くいます。
それを規制してしまっては、音楽を筆頭に思想・表現の自由が失われるということになってしまいます。

そしてアトミックカフェ当日では、奥田さんは「政治が面倒臭いのは、自分と意見が違う人と話すのが面倒臭いから」と話した上で、「この社会をどうやって一緒に生きていくか、『面倒臭い』を越えて考えていかないといけない」と述べました。

「音楽に政治を持ち込むな」という意見の違うもの同士の論争も、面倒がらずに話したり聞いたりすることで、より高度ですれ違いのない論争になっていたでしょう。

若者の政治への無関心は、若者たちがただ単に政治に無関心であるという側面ももちろんあわせ持っていますが、政治をつまらないものにしてしまっている大人たちの責任もあるでしょう。
そんな中で思想はどうあれ、活動を起こしたという点ではSEALDsのメンバーは他の若者たちにも少なからず影響はあたえられたのかもしれませんね。

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