1日に何kmランニングすれば痩せられる?ついに研究で明らかに (2/3ページ)
つまり、2㎞程度余分に運動していれば、体重が増えることはない。さらにいえば、それ以上に実施すればそれだけ減量できるわけです。
とはいえ、同じ運動をしたとしてもその効果には個人差があるもの。そこで普段から体重を管理し、効果を測定することが必要。
■1万歩あるけば肥満の防止につながる
次に、「歩く」ことについての話題にも触れてみましょう。ここで紹介されているのは、歩数計を使って、肥満との関係を調査した研究です。
この実験は、80名の平均年齢50.3歳の女性に、7日間歩数計を装着してもらい、1日の平均歩数を算出するというもの。まず参加者を、歩数によって次の3グループに分けたそうです。
(1)6,000歩未満
(2)6,000~9,999歩
(3)1万歩以上
さて、結果はどうだったのでしょうか?
まず体脂肪率で見てみると、
(1)のグループ 44.2%
(2)のグループ 35.1%
(3)のグループ 26.4%
と、明らかに1日あたりの歩数の少ないグループのほうが高いことがわかったそうです。BMIでも、歩数の少ないグループのほうが高く、(1)のグループでは、30に近い平均値だったとか。
つまり、1万歩という大台を目指して歩くことは肥満の防止につながるわけです。
また、ウォーキング雑誌購読者3,578名への郵送調査で、歩数と肥満の関係について調べた研究結果も紹介されています。
1週間に歩く距離別にBMIを見てみると、年齢にかかわらずBMIは1日の歩数とともに曲線的に減少することがわかったといいます。
要するに、そこからも1万歩という大台を目指して歩くことは肥満の防止につながるということがわかるわけです。
■生活のなかで歩く機会をつくるべし!
そして、これらの結果を踏まえたうえで著者は、「前向きに考えれば、わざわざ運動する機会をつくらなくてもいい」と主張しています。