なんだか、すべてが、他人事。「離人症」になるとどうなる? (1/2ページ)
今見ている世界が、なんとなく現実味がないというか、他人事のように思えてしまうことありませんか。
それは「離人症性障害」と呼ばれる症状のことで、精神や脳に原因があるといわれています。
決して他人事ではないこの「離人症」について、医師に解説をしていただきました。
離人症とは何ですか? 離人症とは、狭い意味においては自分が自分の身体から離れて、外から自分を見ているような症状を指します。
また、少し広い意味では、自分を取り巻く世界が変化してしまい、なんだかおかしな感じがするという「現実感消失」の症状も離人症に含められることがあります。
離人症の特徴 ・自分に起きている出来事を自分のことのように感じない
・熱い冷たい、痛いといった感覚や、悲しい、うれしいといった感情がわきにくい
・食欲や性的な欲求をあまり感じないことが多い
・もう一人の自分に見られているような感覚
・自分の周囲に薄い膜や、壁があってそれを通じて世界を見ているような感覚がある
「解離」と「離人」の違い 解離とは、自分が自分であるという感覚が失われてしまう状態ということができます。
自分がした経験や、自分の身に今現在起こっていることに現実感がなかったり、自分が経験した過去の事柄がすっかり抜け落ちてしまったり、全く記憶がないのに気が付いたら見知らぬ場所にいるなど、非常に多彩な症状を出すことがあります。