ドイツ・ロマンティック街道の珠玉の中世都市、ディンケルスビュールが素敵すぎる! (1/3ページ)
ドイツのロマンティック街道といえば、あまりにも有名なドイツの観光街道。
なかでも有名なのは「中世の宝石箱」と呼ばれるローテンブルクですが、ロマンティック街道には他にも素敵な街がたくさんあります。
城壁に囲まれた美しき中世都市、ディンケルスビュールをご紹介しましょう。
ディンケルスビュールはローデンブルクからロマンティック街道バスで約50分。旅客列車が運行していないこともあって、ローデンブルクに比べると観光客の姿も少なくのんびりとした空気が漂います。
街のモットーは「川と草地のロマンティック」。その名の通り、森やヴェルニッツ川を抱く情緒的な風景に心癒されます。
城壁に囲まれたディンケルスビュールの旧市街への入り口となるのが、鮮やかなオレンジが目を引くヴェルニッツ門です。現在の市壁の建設が行われたのは1372年のこと。石造りの門から漂う中世都市の雰囲気に胸が高鳴ります。
ディンケルスビュールは帝国自由都市として手工業や交易で繁栄した歴史をもち、三十年戦争や第二次世界大戦といった幾多の戦いを経ながらほとんど戦災を受けていません。そのため中世の風情をそのまま残す美しい街並みが保存されているのです。

7月中旬に開催されるかわいらしい子どもたちが主役の子供祭り「キンダーツェッヘ」はこの街の代名詞。三十年戦争下で、ディンケルスビュールの街を占領し破壊しようとしたスウェーデン軍の隊長に懇願し、街を破壊から救った子供たちを記念して行われるお祭りです。