「ちゃんと説明しなさい」はNG!発言する子になる賢いママの受け答えって? (2/3ページ)
「はい、〇〇ちゃん答えてください」と指名すると、「ううんと、えっとねえ、そこが、ううん……△※■〇※◇▲▽」となってしまう生徒が多いです。「右上が突き出てしまっています」と説明できる子はわずかです。
でも、決して「もっと分かりやすく説明しなさい」とは言わないようにしています。
もし、教師側が無神経にこう命令してしまうと、その子は次から、「うまく説明しなかったら叱られる。お友達にも馬鹿にされて笑われる」と臆病になり、発言をしない消極的な子になってしまうからです。
子どもは頭の中には言いたい答えがたくさん詰まっています。
ですから「うん、そうなんだ。よく手を挙げて発表できました」と褒めてやります。
それでだいたい満足します。
■遠足の思い出保育園で動物園に遠足に行きました。翌日には壁面にパンダやライオンの可愛い絵が展示してあります。
その中にわが子の絵がただ赤や青でグルグル描いてあったら、「一体これはなに? なんの動物だかわからないじゃないの」と他の子どもの絵と比べて悲しくなってしまいます。
出来栄えのわるい作品に落胆し、「お絵描き教室にでも通わせようかしら……」とお絵描き指導をしたくなりますが、そこはグッと我慢しましょう。
丸でグルグル描いていて大人には何の動物かわからなくても、子どもなりに一生懸命表現しているのです。たくさんの感動をして子どもなりに描いているのです。
たとえママが「これなあに? 虎さん描いたのね」と言って、「違う、象さん」と答えたら「あら、象さん描いたのね。上手ね」とそのグルグルを褒めてやりましょう。
いかがでしたか。
子どもが表現できていることは、思っていることのうちのほんの少しです。
幼い子どもに「大人がわかるように説明してほしい」と思うのは大人が満足を得たいだけ。
確認行為であるテストのような尋問をするのは控えましょうね。