ドイツ・ロマンティック街道の「中世の宝石箱」ローテンブルクでおとぎの世界に迷い込む (2/4ページ)
するとティリー将軍は、「だれかがこのワインを飲み干せば街をそのままにしよう」と言います。
それに受けて立ったのが市長。彼は見事にワインを一気に飲み干し、街は破壊から救われたのです。
この話が全て本当かどうか定かではありませんが、この伝説を歴史劇やパレード、ダンスなどで再現して祝う「マイスタートルンクの祭り」が今も毎年開催されています。
ローテンブルクの街の中心はマルクト広場。マルクト広場の中心をなすのがレンガ色の重厚な市庁舎です。高さ60メートルの市庁舎の塔からは、ローテンブルクの街の絶景を楽しむことができます。


市庁舎の隣に立つ白い建物は市議宴会館。10時から22時の毎正時にマイスタートルンクの伝説にちなんだ仕掛け時計が動き出します。

そして、市議宴会館の裏側奧に堂々とたたずんでいるのが聖ヤコプ教会。1311年に建設が始まり、およそ170年もの歳月をかけて1485年に完成しました。

教会内部の2階にある、中世ドイツの天才彫刻家、リーメンシュナイダーの傑作といわれる「聖血の祭壇」は必見。彫刻の精巧さ、奥行き、どれをとっても目を見張るばかりでため息がこぼれてしまいます。