【妊婦さんの基礎知識連載】#10 妊娠後期 9ヶ月 「胃の圧迫に頻尿…」知っておきたいトラブルいろいろ (2/3ページ)
「ケーゲル体操」とは、仰向けに寝て膝を立て、ゆっくり鼻から息を吸いながら肛門、膣、尿道を意識して引き締めていき、その後ゆっくり口から息を吐きながら力を抜いていくという動作の妊婦体操です。
(4)足がつる
妊娠後期は、大きくなった子宮が下半身の血管を圧迫するため、血行が悪くなります。
カルシウムが不足したり、妊娠による体内の水分の増加でむくみやすくなるのも一因です。
足がつったら、筋肉を伸ばし、その後ゆっくりふくらはぎをマッサージしたり、温かいタオルを当てるとラクになります。
お腹が大きくて足を伸ばしづらかったら、パパに手伝ってもらいましょう。
筆者も妊娠中はすぐに足がつってしまい、大変な思いをしました。
カルシウム不足にならないよう注意して、体を冷やさないように心がけましょう。
(5)お腹の張り
お腹の張りは子宮が収縮するために起こる、お腹が固く緊張した状態です。
ママが疲れたときや、赤ちゃんの元気な胎動で起こるもので、1時間に1回程度の張りで、安静にして治まるようなら心配はありません。
症状によっては切迫早産などの可能性もあるため、産婦人科で相談しましょう。
筆者はお腹が張りやすく、産婦人科で張り止めの薬を処方してもらいました。
働いていたため、“無理をしない”ことが大切だとお医者さんからアドバイスを受けました。
しばらく安静にしても張りが治まらない、強い張りを感じる、急にお腹が固くなり痛みが続くような場合は、直ちに産婦人科へ連絡しましょう。
場合によっては入院治療が必要なこともあります。
(6)腰痛・背中の痛み
子宮が大きくなって、背骨を後ろにそらすような姿勢になると、背筋の緊張や疲れで腰痛や背部痛が起きることがあります。
妊婦体操をしたり、腹帯やマタニティーガードルで大きいお腹を支える、こまめに動く、安定のよいヒールの低い靴をはく、などの工夫をして乗り切りましょう。