元マネージャー飯島氏に怪しい動き?キムタク「ひとりSMAP」に現実味

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 TBSが8月31日に行われた10月期番組改編説明会で秋の番組改編の概要を発表し、12月いっぱいでの解散を発表したSMAPのメンバーが出演している番組を継続すると明らかにした。同局では中居正広(44)が『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』『Momm!!』、稲垣吾郎(42)が『ゴロウ・デラックス』に出演中。来年も番組が続くことが分かってファンは安堵している。

 だが一方、メンバーの木村拓哉(43)の発言が大きな波紋を広げており、木村以外のメンバーのジャニーズ事務所からの離脱は不可避であるとの見方が浮上。さらなる事態の混迷化を予感させている。

■キムタク発言で波紋…「ひとりSMAP結成」に現実味

 物議を醸しているのは、今月26日に放送されたTOKYO FMのラジオ番組『木村拓哉の What's UP SMAP!』での発言。解散騒動を心配したリスナーからの「タイトルが変わってもいいので、ラジオは辞めないでください」との投稿に対し、木村は非常に小さな声ながら「タイトルは変える必要はないかなって今は思ってますけど……」と語った。

 これに一部のSMAPファンは「存続を諦めてないのでは」と歓喜。木村の「SMAP愛」に感動したとの声も多数上がっている。だが、現在の状況を考えれば額面通りに受け取りにくい言葉だという。

「木村は他のメンバーたちと会話すらままならず、香取慎吾(39)は『顔も見たくない』というほど反発している。事務所としても、大々的に解散を発表したのに取りやめるような不格好なことができるはずがない。存続を諦めていないというよりも、自分だけは解散後も『SMAP』の名前を使い続けたいという意思表示に思えます。また、独立騒動後に『金スマ』のタイトルを変えた中居に対する当てつけにも感じられる。木村はファンに寄り添っていることをアピールしていますが、当のファンからは『SMAPは5人でSMAPだから』『一人SMAPなんて認めない』といった批判的な声が上がっています」(芸能関係者)

 発言前から一部メディアで「木村拓哉が『一人SMAP』結成へ」と報じられていたが、当初は誰も本気にしていなかった。だが、木村の発言によって「一人SMAP」の可能性がにわかに現実味を帯びてきたといえそうだ。

■メンバー離脱なら「新SMAP」誕生の可能性も

 これは単に木村がSMAPを名乗り続けるというだけでなく、他のメンバーにも影響が及びそうだという。

「解散後もSMAPの名を使い続けたいという発言もSMAP愛をアピールする言動も『自分は主流派』とスタンドプレイで主張しているようなものですから、他のメンバーたちは事務所に居づらくなる。特に解散を強硬に主張した香取や、それに追随した稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(42)は離脱が避けられないでしょう。レギュラー番組の多い中居は移籍が難しいと言われていますが、大手お笑い系事務所や老舗事務所とのパイプを強化しており、離脱は決して不可能ではない」(前出・関係者)

 さらに、解散騒動の発端となった元チーフマネジャーI女史の動向も注目されている。

「現在、I女史は中国系企業のPR事業に携わっていますが、それ以前からSMAP初の海外コンサートを北京で開催するなど中国にコネクションを持っていた。その人脈のひとつに日本進出している大手企業があり、解散後のSMAPメンバーのバックアップに興味を示しているようです。SMAPは中国や台湾でも人気が高く、海外での活動なら圧力を受けることもない。中居や香取ら事務所を離脱したメンバーたちがI女史の下で『新SMAP』を結成し、木村の『一人SMAP』に対抗する可能性もある」(前同)

 解散後のSMAPが「元祖」「本家」のように分かれてしまう事態があるのだろうか。いずれにせよ、単純に「解散で終わり」とはならなさそうな気配だ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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