「辞めないのが礼儀」さんまが“アイドル解散”に苦言

日刊大衆

「辞めないのが礼儀」さんまが“アイドル解散”に苦言

 8月27日に放送されたラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、明石家さんま(61)が、アイドルグループ「℃-ute」の解散ついて語り、「ファンが辞めてほしくないなら、辞めないのが礼儀」と持論を展開し、ファンから「よく言ってくれた!」と拍手が送られている。

 今年8月、2017年6月のさいたまスーパーアリーナ公演をもって解散することを発表した同グループ。「ハロー!プロジェクト」のお姉さん的ユニットとして多くのファンを抱える人気グループの解散に、「モーニング娘。」のリーダー譜久村聖(19)が「とても寂しい……沢山お世話になってるとにかく大好きな先輩です」とブログに書いたり、元ハロプロの真野恵里菜(25)も「なんで? って言葉しかでない」とツイートするなど、ファンのみならず同じアイドルたちにまでその衝撃は広がっていた。

 そんな中、さんまが27日の『ヤングタウン土曜日』で、パーソナリティーを務めるモー娘の飯窪春菜(21)と工藤遥(16)の二人に℃-uteの解散理由について尋ねる場面があった。「解散理由ってなんなの? メンバー同士、うまく行かなかったとか?」と、さんまが切り出したのだが、℃-uteに憧れてハロプロの研修生を目指したという飯窪は「さいたまスーパーアリーナでの公演という目標を達成できることになったのがきっかけに、みんなお話されたっていうふうには発表されたんですけど」と返答。

 これにさんまは、「さいたまアリーナ満パンにして辞めんの? うわあ、わけ分からんな、俺らからすると」「一人でも応援してくれてるってのがあると、やらなきゃいけない使命があるような気がすんねんけどな」とコメント。「ファンが辞めてほしくなかったら、辞めないのが礼儀やな」と続けた。

「さんまは芸能界でもトップクラスの大物ですが、最近もテレビ番組で娘のIMALU(25)がさんまのファン対応の良さを明かすなど、ファンをとても大切にすることで知られています。IMALUの幼い頃のディズニーランドの思い出は、父さんまがファンにサインし終わるのを待っていた、というものらしいですから、さんまのファンへの思いは相当強いんでしょうね」(芸能関係者)

 さんまの「やらなきゃいけない使命がある」という発言は、℃-uteファンのみならず多くのリスナーにも響いたようで、「さんまのアイドル論深い。いいこと言う」「芸人としてずっと現役でいる理由が少し聞けたような気がする」「芸人からすれば当たり前のことかもしれんが、ファンを大事にするって俺らからすれば一番ありがたい話だよな」といった声がネットには見られた。

 ファンを思う気持ちの強さゆえに、アイドルグループの解散に対し苦言を呈したかたちになったさんま。℃-uteもこのさんまの思いを胸に解散ライブを成功させて、ファンに最後の恩返しをしてほしい。

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